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2014年度生徒会活動報告

生活/生徒会活動

生徒会長からの報告

2014年度生徒会が取り組んできた活動を、ご報告します。

生徒会長 谷 純太

皆さんが「生徒会」と聞いて思われることは何でしょうか?
皆さんにとって「生徒会」とはどんな存在でしょうか?
そもそも「生徒会」とは何でしょうか?

僕が生徒会長に立候補した際に「あなた(生徒一人一人)が参加できる生徒会」をテーマに掲げました。それから一年間、生徒会三者協議会役員(生徒会の役員12名)と共に生徒にとって身近な生徒会として、より良い学校生活を目指して活動してきました。その中で僕が生徒会長として大切にしてきたことが二点あります。

一つは、生徒の皆さんの意見を聞くことです。僕達、生徒会三者協議会役員は生徒の代表として、生徒の皆さんの意見や考えを聞き、まとめ、議論し、活動していくのが仕事です。生徒の皆さんの意見や考えを聞く機会は非常に重要で、聞くことは僕達の責任でもあります。今年度はアンケート、HRでの議論、意見箱を通して生徒の声を聞く、聞き出す機会を何度も設けました。これにより、生徒の皆さんも自分の意見を発し、議論に参加し、生徒会活動を身近に感じてもらえたでしょう。

そして、もう一つは生徒一人一人が自覚と責任を持って言動してもらうことです。この青山学院高等部では生徒の自主性、自発性が大切にされています。これは、青山学院高等部の特徴であり、誇るべき校風であり、僕はこのことを強く感じながら仕事をしました。一方で、生徒の自主性が大切にされているからこそ、一人一人が自覚と責任をもった言動をすることが大いに求められます。生徒一人一人の自覚と責任があってこそ、より良い学校生活となっていくのです。ですから、自覚と責任のない言動をする人に対して僕達は厳しく対応しました。

今年度の最たる活動成果として、学校内における電子機器の使用に関する「学校生活の手引き」(ルール)の抜本的な改正が挙げられます。電子機器の使用に関するルールに関しては、従来のルールは時代に追い付いておらず、曖昧で、運用に支障が出ている、と前々から生徒からも先生からも意見が出ており、生徒会では改善に向けて活動してきました。高等部には校則は存在せず、生徒と先生で議論して定めた「学校生活の手引き」をルールとしています。つまり、「学校生活の手引き」は、決して先生方で一方的に決定して押し付けられたルールでも、生徒が勝手に作成したルールでもなく、生徒と先生が共に意見を出し合い議論した末に成立したルールなのです。今回の電子機器のルール改正も正にその通りでした。この問題に関して、生徒会役員は1200人の全校生徒全員にアンケートを実施し、集計した結果をまとめ、生徒会としてのルール案を作成しました。その案を基に先生方と議論した結果、新しいルールが成立したのです。新しいルールは2014年度2学期から施行されています。この間の生徒会役員の仕事は非常に大変で、辛苦と疲労を伴いました。しかし、生徒の皆さんもこの問題に真剣に向き合い意見を出して議論してくれ、そして先生方も真摯に向き合い議論をして下さいました。正に、生徒と先生が一体となり協力した産物であるのです。新しいルールは、生徒の皆さんの意見も大いに反映されている為、生徒には自分達で作ったルールだという認識があり、「皆で作ったルールを皆で守り行動しよう」という思いがあります。今回の改正も含めて「学校生活の手引き」は生徒の自主性と責任によって作り上げられてきたものなのです。しかし、電子機器の使用に関しては歩きながら使用したり、友達といる時に使用したりといった、マナーやモラル、そして、この学校が大切にしている「直接的コミュニケーション」を蔑ろにして使用する生徒が見られました。これらは社会問題でもありますが、僕達はこれらの行為には注意し、厳しく対応しました。それも生徒の自主性と責任であると考えるからです。

さて、ここで最初の質問に思い出したいと思います。
青山学院高等部の生徒会は「自主性」と「責任」に基づいて活動しています。そして、生徒会は生徒の身近な存在としてあります。このことは高等部生なら実感できるはずです。現在、在校している生徒の皆さんは生徒会の一会員であり、生徒会活動に必ず関わり、参加しています。今後も、生徒会活動に関心を持ち、積極的に参加してほしいと願います。それは、皆さんの高等部生活を一層、充実させてくれます。そして、これから高等部生となる方々にも同様の体験をして頂きたいと思いますし、ぜひ、期待して頂きたいです。

最後に、僕が生徒会長として歩んだ一年間は濃密な時間で、非常に充実していました。時に厳しい批判をされることもありましたが、それも含めて、叱咤激励し、応援し、支えて下さる方々がいたからです。生徒会活動に関心を持ち参加してくれた生徒の皆さん、真摯かつ誠実に僕達と向き合い議論し、時に厳しく時に優しく接しご指導下さった先生方に、心から感謝申し上げます。そして、時に過酷で辛苦を伴う仕事もありましたが、臨機応変に、一方で強い信念をもって、協力して取り組み、乗り越えた時に清々しい達成感と喜びを共に味わった生徒会三者協議会役員に、心から感謝申し上げたいです。ありがとうございました。
そして、今後の青山学院高等部の生徒会の活動に大いに期待しつつ、応援しています。

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