緑と風の一体的な計画
●風と緑のネットワーク構築
●見る緑よりも使う緑へ


担当者紹介
植栽プラン
ランドスケープの一角をなす植栽プランはキャンパスの魅力を高める重要な要素の一つです。

そこで高等部では新校舎建築における植栽プランも校舎と同様大切な要素だと考えました。

高等部の敷地には以前から「自然園」と呼ばれるスポットがありました。
そこは都心とは思えないほどたくさんの植物が茂っていて高等部はそこを大切にしてきました。
今回新校舎建築にあたって「自然園」はなくなってしまいます。

そこで、みんなの思いを新校舎計画に盛り込むべく、
日建設計、学院建築プロジェクト、高等部植栽チームの三者からなるワーキンググループを立ち上げ、
検討を重ね、基本コンセプトに「青学らしさ」を加えた高等部植栽プランは完成をみました。

新校舎で学ぶ生徒たちが安らぎを感じ、豊かな心を育む空間を創出することを目指します。

1.植栽基本コンセプトの図
《特色その1》 草原風舗装
草原風舗装とは、特殊な植栽土壌を使うことにより、人が歩いたり、車が走行したりできる舗装の機能を持った緑地です。今まではアスファルトなどの舗装が必要なところでも草原のように緑化することができるため、人々の活発な活動が生まれると同時に、ヒートアイランドの緩和など環境への貢献にも繋がります。基本コンセプトである『見る緑よりも使う緑』を具体化したもののひとつです。休み時間は生徒の憩いの場として、また放課後は部活動などでにぎわう明るい空間を造り出します。



2.植栽プランの骨子


●聖書に因んだ植物

●四季折々の彩りが感じられる

●香りのある木や実のなる木

●現校舎での思い入れのある植物の移植・保存

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