2016.06.16
ベリー先生が礼拝で難民に関するお話をしました
お知らせ

2016年6月16日、一年生の学年礼拝でネイティブ教員のベリー先生からお話がありました。



今回のお話のテーマは「難民について」。


先生の出身地であるイギリスでの、シリア難民受け入れについての現状や、様々な理解・意見の相違についてお話いただきました。
イギリスでは、シリアからの大勢の難民の方がイギリスに来ようとしています。

最近の報道の中には、ある政治家がその難民の方達を「群れ」だと表現したニュースや、どうしたらシリア難民が来ることが抑えられるのか、と題する記事もあったそうです。


   



しかし、あるシリア難民の少年が波打ち際で亡くなっている写真がさまざまなメディアで伝えられてからは、イギリスの方々は難民を歓迎するようになっていったそうです。



ベリー先生は、今回の話の中で、ドイツ市民と現在ドイツで暮らしているシリア難民の方が4分間見つめあうという動画を流し

「見つめあうことは、他のなによりも人と人とを歩み寄らせることができる」というメッセージを共有してくださいました。


   



「難民は、数でも、群でもない。私たちと同じように生きている人間なのだ。」

先生は、人と人との繋がりや共に生きるという事が大切だとお話してくださいました。


来週はゲストとして、昨年日本で唯一シリア難民認定を受けた家族の一人、ジャマールさんをお迎えして座談会を行う予定です。


未来を担う生徒たちが、このような経験を通して様々な問題について積極的に考える大切な時間を持ってくれるよう期待します。

▲ ページトップへ戻る