多様性の受容を基盤とした『サーバントマインド』をもつグローバル・リーダーの育成

課題研究テーマ:①多様性の受容 ②社会的弱者に対する認識の拡充と関係の構築

課題研究内容

1
英国リーススクール、イタリア・パスカル校、英国イートン校との交流プログラムの実施
多様性の受容に関して、日本の家庭や社会と、海外からのパートナーの家庭や社会との間に存在する差異を体験する。グローバル・ガバナンスに対する興味と意識を高めるために、海外からの友人・客・移民への対応がそれぞれの社会においてどのように異なるかを学ぶ。
2
アジアの国への理解と交流に向けた取り組み:「多文化共生キャンプ」及び大学留学生との交流
平成27年度8月下旬に軽井沢追分にある本校の校外施設寮で、本校生徒とInternational School of Asia, Karuizawa の生徒(アジアの国出身の高校生)が交流を行った。話し合いの時間を持ち、各国の社会文化的背景についてお互いが英語で説明し合い、違いと共通点を認識した。また、共通の社会問題を討論した。直接的交流の中から他の文化出身の高校生との絆を築いた。引き続き青山学院チャットルーム及び青山学院大学地球共生社会学部の留学生との交流を通して、アジアの国の多様性を知る機会とする。
3
リーススクール、パスカル校、イートン校短期交換留学生に対する「都内案内アテンドプログラム」の実施
短期交換留学で来日する姉妹校・交流校の生徒を、本校生徒がチームごとに交代でアテンドして都内の名所を案内する。自分達の「前提としていること」が異文化から来た人物のそれとは違うことを知り、先方の文化的背景を学びつつ、受け入れの対応の適切さを検証する。
4
フェアトレード問題への取り組みとリーススクール「ワールドエイムズプログラム」とのリンク
本校生徒の自主団体「ブルーペコ」の協賛を得て、文化祭時に販売しているコーヒー豆の産地である東ティーモールでフィールドワークを行う。現地で生産コミュニティーの過去を知り、世界の中における経済格差の問題とフェアトレード体制の必要性を認識する。また、生産者、販売者、購入者のそれぞれに利のあるビジネスモデルを考え、ビジネスリーダーやNPOのリーダーに必要な資質を養う。
5
青山学院宗教センター主催によるフィリピン訪問プログラム
里親運動を介して支援している児童生徒が、将来的にどのような期待を背負ってコミュニティーに寄与していくのかを知るために、彼ら彼女らと直に接する体験を持つ。グローバルな課題としての貧困に直面し、自分に何が出来るのかを考える機会とする。
6
岩手県立宮古高校、及び岩手県立宮古北高校との交流
本校生徒会生徒を中心とする生徒ら10名~15名が東日本大震災の被災地の学校である、岩手県立宮古高校、及び宮古北高校を訪問して先方の学校の生徒と交流を持ち、復興のサポートを継続するとともに、地方文化の多様性について体験的に学ぶ。
7
SGHポータル立ち上げ
様々な交流・学びを経験した生徒が、専用ポータルを用いて、体験から得たことを全校生徒に伝え、共有する。
8
英語科主催カナダホームステイプログラム
多民族国家カナダでのホームステイプログラムの経験を通し、そこに住む様々な文化的背景をもつ人たちが、どのように違いを乗り越えて共に暮らしているかを学ぶ。
9
大使館レクチャーシリーズ
様々な国の大使館を通して来校するゲストから話を聞いて、世界の国の歴史、文化そして現状に関し知識と理解を深める。
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