2018年3月31日、青山学院大学地球社会共生学部からタイとベトナムからの留学生を迎えて、Shibuya・Harajukuアテンドツアーを実施しました。
このプログラムは、多様な人々が行き交う街、渋谷から原宿・表参道にかけて地歴科教員のアドバイスをもとに探索し、見てきたものを話し合うサービスラーニングの基礎となるアテンド企画です。
今回は2020年に控える東京オリンピック・パラリンピックに向けて、観光都市である渋谷原宿エリアがどうあるべきかをテーマに実施しました。
「異なる文化背景をもった外国人から見た渋谷」や「歩行や視覚における障害のある方から見た渋谷」など、それぞれのトピックを設けながら留学生と共にエリアを歩きまわりました。
学校に戻った後は、このアテンドツアーを通して発見したこと、考えたことについて意見を出し合いながら付箋にまとめ、プレゼンテーション形式で発表し合いました。新しい発見と多くの気付きが与えられ、渋谷の街づくりにおけるユニバーサルデザインという概念を参加生徒全員で共有することができました。
【生徒からのフィードバック】(一部抜粋)
・ 私たちの住む街が自分たちにとって快適なのはもちろんだが、国際化に対応するためにはいかに観光客が訪れやすい街であるかということが大きな鍵を握っていると思う。オリンピック開催も間近に迫っているので、より良い都市開発をすることが日本として国際レベルを評価してもらえることにつながると感じた。
・ 留学生が、ゴミ箱がなくても街にゴミがあまり落ちていないこと、自然と進む方向が道の左右で決まっていることを日本の良い習慣だと言っていました。それは私にとって当然のことだったので、街が日本人の習慣で成り立っている部分があることに気づきました。