2018年6月18日~25日の1週間、高等部ではグローバルウィークⅠを開催しました。
【共生】「Our Neighbors(隣人)」をテーマとしたこの一週間、様々なイベントとゲストをお招きして生徒にとって沢山の学びを得る機会となりました。
毎日の礼拝においては、フィリピン訪問プログラムに参加した生徒が話をしたり、ゲストスピーカーとして青山学院短期大学副学長の河見誠先生、児童発達支援施設「放課後本舗六軒町」より岩下よし子さんをお招きし、奨励のメッセージをいただきました。
月曜日の昼休みと放課後の時間を使って、【米国スタンフォード大学発 デザイン思考を用いた「ユニバーサルな街づくり」ワークショップ】を開催。昨年のGlobal WeekⅡに引き続き、車いすバスケットボールのパラリンピック日本代表選手を迎えて、みんなに“優しい”ユニバーサルな街づくりを学びました。
火曜日の昼休み【Global Showcase】と題し、現在高等部にて活動中の生徒団体6組による、ポスターセッションとプレゼンテーションを開催しました。タブレット端末やQRコードを用いてアンケートに答える等、現代のデジタルツールを活用しながら各団体の取組みを多くの生徒と共有し、高校生の自分たちにも出来ることがたくさんあることを確信しました。
フィリピン訪問プログラムに参加した生徒は、貧困の現状をより認知させ理解してもらうために、昼休みと放課後を使ってセッションを実施。シュミレーションゲーム「貿易ゲーム」を通して、セッションに参加した生徒全員が、経済格差が拡大していく仕組みを体験的に理解することができました。
他にも、”Volunteer”について英語で話し合うスペシャル・チャットルームや、高等部卒業生を交えながら今後の被災地支援活動について意見交換をするFOR会を行いました。
生徒は各々が興味を持ったイベントに積極的に参加し、「共に生きること、隣人になること」について考える時間を持つことが出来た一週間となりました。