Global WeekⅠの2日目のお昼休みは、【Global Showcase】と題し、現在高等部にて活動中の生徒団体6組による、ポスターセッションとプレゼンテーションを開催しました。
Global Showcaseの前半は、各団体の設置ブースにて3~4分のポスターセッションのループ発表を行いました。高等部の2階エントランスを大きく使って、6団体が一斉に発表をスタート。各ブースにはタブレット端末とQRコードを用いてアンケート調査も同時に取り組みました。
後半は、各団体の代表生徒による90秒プレゼンテーション。特設ステージを設けて、エントランスに集まった生徒全員でプレゼンテーションを聞き、各々の活動への理解を深めました。
参加団体:
・知的障がい者の方々との交流を主に活動するボランティア部
・記憶が薄れかかってきた3.11の震災と復興について考える宮古訪問プログラム
・1クラスに1人のチャイルド支援を目標に活動しているフィリピン訪問プログラム
・日本の貧困や高等部の廃棄食材の活用を考えるASC(Aoyama Second Chance)
・東ティモールの経済発展や識字率向上の支援活動を行っている生徒自主学習団体ブルーペコ
・カンボジアの子どもたちに鍵盤ハーモニカを届ける支援活動を行ったブルーオクターブ
サーバントマインドを持って生徒が自主的に活動している様子や、実際の社会問題に取り組んでいる様子を、どの生徒団体も熱意をもって発表することが出来ました。そして、一人ひとりの小さなアクションが社会に大きな影響を与えるムーブメントに繋がり、高校生の自分たちが社会の変革に加わることが出来る!ということを、全体で共有することが出来ました。
Global Showcaseの発表を聞いた生徒の声:
・病や貧困を抱える子ども達が世界中に多くいることは知っていたが、「不幸だ」と決めつけて同情するだけだった。彼らは今も様々な問題を抱えながらも強くたくましく生きていて、そのような子供たちの姿勢に大きな憧れを感じた。本質的には、病や貧困などで差別してしまう私達の方が貧しいのかもしれない。よく使われる「共生」という言葉の意味を初めて実感を持って感じた。
・他人のことを自分のことのように考え、他人の問題にも真摯に向き合い、直接ではなくともどこかでその人たちに貢献し支えられるような人になりたいと強く感じました。
・私は今まで学校の支援活動などに興味があるものの、実際にやるということは周りの目を異常に気にしてしまい出来なかった。しかし高校生になって、ボランティア部やBLUE PECOで活動していくうちに、自分のやりたい意思や目的が明確になり、新しいことに挑戦したり誰かのために活動するという事に抵抗がなくなった。