Global WeekⅠでは、スペシャルチャットルームやFOR会(みやこ座談会)、パラリンピック日本代表選手をお迎えして様々なイベント・ワークショップがおこなわれました。
‐スペシャルチャットルーム‐
青山学院大学に在籍する留学生10名と「Volunteer」をテーマとしたディスカッションを実施。さまざまなボランティア活動が日本を始め世界中で取組まれていることを知り、高校生である自分たちが具体的に参加できる活動を考える時となりました。
‐FOR会 (みやこ座談会)‐
みやこ訪問プログラムに参加した卒業生らを迎え、放課後の時間を使って今後の被災地支援活動についての座談会を実施しました。被災地の現状と問題点を理解した上で、具体的な打開策や地方創生案を考え、各々が意見を述べ合いました。
‐デザイン思考を用いた「ユニバーサルな街づくり」ワークショップ‐
昨年に引き続き、車いすバスケットボールのパラリンピック日本代表選手を迎えて、デザインシンキングの手法を取り入れた【デザイン思考を用いた「ユニバーサルな街づくり」ワークショップ】を開催。昨年おこなったワークショップでの生徒の意見を取り入れたアプリのプロトタイプを見せていただきました。そこから新たに出た課題として、車いす利用者が助けを求めやすく、周りの人が助けやすくするにはどうすれば良いか、選手と共にディスカッションし、最後に発表をおこないました。
それぞれのプログラムに関連した生徒の声:
・母国語ではない英語で、出来る限り自分の考えを述べるのは大変でしたが、みんなうなずいたり反応をしっかりしてくれたので焦ることなく話せました。高校生の私たちにとって出来るボランティアは限られていると思っていましたが、案外自分たちにも出来ることがたくさんあるということに気付きました。これを機に、たとえ小さなことでも自分に出来るボランティアがあれば取り組んでみようと思います。
・一番に思ったことは、「私も誰かの役に立ちたい」ということです。青山学院高等部に志望した理由がそうだったからです。入学前から行きたいと思っていた宮古訪問プログラムですが、来年は必ず行こうと思います。震災があった当時、私はスペインにいました。小2だった私にも分かるほどスペインの反響は大きかったと感じます。だからこそ、被災地で震災を肌で感じたいと思うようになりました。災害時の怖さも無力さも私は知りません。震災に関わる活動ができたらと思います。