2018年7月14日(土)関西創価高等学校の皆さんをお迎えして、ディスカッションを行いました。
SGH校である関西創価高等学校の生徒10名と高等部生15名、青山学院大学に留学中のチャットリーダー3名の28名でディスカッションを実施。ディスカッションテーマを「Happiness」として、幸せの定義や幸せな国について英語と日本語を交えて様々な側面から話し合いました。
「今のあなたの幸せ指数は1から10段までのうち、今のあなたは何段目?」と、グループ内で意見交換するところからセッションが始まりました。世界世論調査で使われている、主観的な幸福感の測定尺度「キャントリルの梯子」(the Ladder of Happiness)の概要を学び、自分の幸せ指数の理由も述べながら、各グループの平均値を算出。その後はそれぞれのグループが英語で意見を発表し合いました。
世界中の国民が「最も幸せに思うだろう状況・条件」と「最も不幸だと思うだろう状況・条件」を書き出し、国民レベルのハピネスを規定する4つの要因を話し合いました。そして、各グループで作った4つの要因モデルを用い、日本の測定を考察。日本は世界ランクの中で何番目に位置するのか、日本の前後にはどんな国が並ぶのか、世界で一番幸せな国はどこなのか等、ディスカッションが盛り上がりました。
セッション終盤には、各グループに4つのファクター 「Ecological Footprint」 「Life Expectancy」 「Inequality」 「Overall Satisfaction with Life」が割り当てられました。それらに基づいて、日本のどのような点が良いのか/悪いのか、そして、5年後の日本を想像しながら各々のファクターを引き延ばす為にはどのような改善が必要なのかを話し合い、プレゼンテーションを通して共有し合いました。
あっという間に時間が過ぎてしまいましたが、創価高等学校の皆さんと高等部生のディスカッションやプレゼンテーションを通しながら、日本の未来を担っていく “同志” として交流を深める、有意義な時間となりました。