7月26日~8月8日、今年で第15回目になる英語科主催の「カナダホームステイプログラム」を実施しました。
このプログラムはカナダのベリー(Barrie)市、トロント市近郊にてホストファミリーに滞在し、その一員として家庭生活、教会礼拝参加などを通して異文化に触れ、英語で自分を表現する機会を提供しているものです。
DAY 1
カナダホームステイプログラムの第一日目。今回のプログラムで海外へ初めて行く生徒も多く、緊張と期待が入り混じった気持ちで飛行機に乗り込みました。12時間のフライトもスムーズに進み、ベリー市に到着しました。空港ではホストファミリーと5人の現地生のバディからあたたかい歓迎を受けました。
DAY 2
朝はカナダ・モンテッソーリ・デイケアを訪問。デイケアの生徒たちは一週間をかけて日本について学んでいたそうで、高等部生をカナダの歌で出迎えてくれました。高等部生も日本の歌を歌い、親睦を深めました。
その後、高等部生による折り紙講座をおこなったり、カナダについて学び、伝統的な“Inuksuk”(石を積み重ねて作られる像)作り体験、ホッケーに似せたゲーム等、様々なアクティビティをおこないました。
午後はベリー市のダウンタウンを訪問。海岸やカナダの重要な美術品が所蔵されているマクラーレンアートセンターへ行きました。ベリー市のシティホールではベリー市長に直接お会いすることが出来、盛り沢山の1日でした。
DAY 3・4
週末はそれぞれホストファミリーと過ごしました。
DAY 5
月曜日はナイアガラの滝への1日観光。船に乗って滝を間近に見ることができました。ナイアガラの壮大さに皆、大興奮。お昼はナイアガラの滝を眺めることの出来るテーブルロックレストランという所でいただきました。午後は自由時間で散策と買い物、そして景色を楽しみながら過ごしました。
DAY 6
翌日はワイ マーシュ ワイルドライフ センターへ。3000エーカーにもなる湿地を歩き、カヌー体験をしました。お昼の後にはサント - マリー アマング ザ ヒューロンズでツアーを通してネイティブカナディアンと歴史について学びました。ツアーの終わりではカナダの国技であるラクロスにも挑戦しました。
DAY 7
7日目はトロントまで出かけて553mあるCNタワーを訪れました。セイント・ローレンスマーケットでお昼を食べ、午後はトロント最大のショッピングセンターであるイートンセンターでお買い物を楽しみました。
DAY 8
朝は老人ホームのウッズパークシニアリビングセンターへ。折り紙を一緒に折ったり、歌を歌ったりして、世代を超えた交流を深めました。午後はジョージアンカレッジでお別れパーティの準備。パーティ開始前に大学構内の見学もしました。
そしてホストファミリーに感謝の気持ちを表すお別れパーティを開始。最初にバーベキューパーティでハンバーガーやケーキ等を楽しみました。その後は生徒たちが準備した習字の実演やゲーム、歌やスピーチ等をおこない、笑顔が溢れる時間を過ごしました。
DAY 9
次の日はコリングウッドの洞窟観光とブルーマウンテンでのアスレチック体験。オンタリオ最大のつり橋や100万年以上前に氷河によってできた洞窟の探索をしました。ブルーマウンテンではロープウェイに乗って風景を楽しみました。
DAY 10~12
週末はそれぞれホストファミリーと過ごしました。
DAY 13
無事2週間を過ごし、ホストファミリーに感謝の挨拶をして日本に帰国。
生徒たちにとって、カナダでの生活を通し、人種の多様性を肌で実感する事が出来た2週間だったのではないでしょうか。この様な経験から、自分とは違う価値観を受け入れ、国や文化の違いを超えて他者を理解して、豊かな国際性と価値観の多様性を身につけていってくれることを願っています。