今年で第16回目になる英語科主催の「カナダ・ホームステイプログラム」が7月25日~8月7日に実施されました。
このプログラムはカナダのベリー(Barrie)市、トロント市近郊にてホストファミリーに滞在し、
その一員として家庭生活、教会礼拝参加などを通して異文化に触れ、英語で自分を表現する機会を提供しているものです。
【出発(羽田)】
本来の集合時間よりもだいぶ前から生徒たちは集まりだし、無事に羽田空港を出発します。
初めて海外に行く生徒もいるので、少し緊張気味の顔も見られましたが、とりあえず順調な滑り出しです。
【到着(カナダ・トロント⇒バリー)】
フライトは順調で、羽田空港発もトロント空港着も予定時刻通りでした。
生徒たちは、機内で眠れた者、あまり眠れなかった者と分かれたようですが、全員元気にカナダの地に着きました。
チャーターバスに乗ってミーティングポイントの教会に着き、Welcome Ceremonyを受け、全員がそれぞれのホストファミリーに引き取られて、今日は解散しました。
ホストファミリーの中には、もう何年も高等部のプログラムでホストを引き受けてくださっている方も多く、とても温かな雰囲気で歓迎していただきました。
【Day 1】
今日から本格的にプログラムが始まりました。
午前中は、近隣の保育園のサマープログラムにお邪魔し、子供たちと戯れました。
彼らに可愛らしい歓迎の歌を歌ってもらい、生徒たちはお返しに練習してきた英語の歌を披露できたのが、それぞれ非常に微笑ましかったです。
その後、グループに分かれて様々な遊びを一緒にし、生徒たちは日本っぽい遊びを子供たちに教えてあげました。
午後は、バリーの街のいろいろな場所を見て回りました。
途中、激しいスコールのような雨に降られましたが、綺麗な湖に感動したり、市役所で街の歴史を学んだり、ここでも多くの経験を得ることができたようです。
【Day 2】
ホストファミリーと思い思いの週末を過ごして、月曜日を迎えました。
今日は、いよいよナイアガラの滝を見に行きます。
皆、1年生の1学期に英語の教科書で学んだこともあり、事前課題で「何を現地で実際に確認したいですか」という問いに対して、「ナイアガラの滝の雄大さを自分の目で見たい」という回答が一番多かったです。
実際、赤いビニール製のポンチョを着て船に乗り込み、下から見上げたナイアガラの滝は、水量とその勢いが圧倒的でした。
滝の飛沫にびしょ濡れになりながら、生徒たちは写真を撮りまくっていました。
【Day 3】
今日は先週の金曜日に続いて現地の黄色いスクールバスに乗り、カナダのバディと一緒に自然と歴史を学びに行きました。
午前中はカナダの自然を満喫しました。
国と州が保護している森と湿地帯の中を、ツアーガイドに付いて歩いて案内されたり、湿地帯にある川をカヌーを漕いで通ったりしました。
道中、日本より一回り大きい蚊の大群に遭遇しつつ、カエルやカメや様々な鳥たちの姿を見かけました。
午後は、併設されている歴史博物館の施設を見学し、ネイティヴカナディアンがどのような生活をしていたのかを、当時の村全体を復元した建物等を見ながら学びました。
彼らの当時の生活様式を想像しつつ、目の前に広がる大自然の息吹を感じて、今日は帰途につくこととなりました。