2019.09.02
カナダホームステイプログラム後半報告
活動報告

【Day 4】
今日はトロント観光です。
十数年前まで世界一の高さを誇っていたトロントのシンボルであるCNタワー、観光客だけでなく現地の方もよく利用するマーケット、旧市役所と新市役所、そして、生徒たちお楽しみのショッピングモール、という行程です。
CNタワーに着き、生徒たちは思い思いに写真を撮り、エレベーターで展望台に到着すると、足下がガラス張りになっているところで寝そべったりジャンプしたりしながら記念撮影を楽しんでいました。
次にマーケットに行きましたが、八百屋、肉屋、魚屋、文房具屋など、二階建てのそこそこ広い建物の中に店がひしめき合い、生徒たちはここではちょっとした食べ物や小物を買っていました。
その後、旧市役所と新市役所を見ましたが、生徒たちは全員1年生の時にSEED BOOK 10で学んでいるので、そのことを思い出しつつ、実際にはすでに次のショッピングに思いを馳せているようでもありました。


   


【Day 5】
今日は午前中に、高等部がかれこれ18年ほどお世話になっている老人ホームにお邪魔しました。
ひと通り建物の中を案内していただき、庭に出て、生徒たちはお年寄りの皆さんと対面することとなりました。
普段より英語が通じ合えない場面も見受けられたものの、そこはバディが上手くフォローしてくれ、生徒たちは折り紙やあやとりなどを一緒にやって、楽しい時間を過ごすことができました。
ランチを食べるのに寄った公園では、現地の小さな子供たちと競うように遊具で無邪気に遊ぶ生徒たちの姿が、微笑ましかったです。
午後は、フェアウェルパーティーを行うGeorgian Collegeに着き、まずは簡単にキャンパスを案内していただきました。
敷地の広さはもちろんですが、エクササイズできる場所が非常に充実していることに、生徒たちは非常に驚いているようでした。
その後、ひとしきりパーティーの準備を行い、17時半から徐々に集まりだしたホストファミリーを日本的な遊びでもてなしつつ、会は始まりました。
保育園と老人ホームで歌った2曲以外に、この日のために日本から練習してきたソーラン節も披露し、生徒たちは拍手喝采を浴びることができ、とても和やかな雰囲気でパーティーは終わりを迎えることとなりました。




【Day 6】
カナダホームステイプログラムは、いよいよ通常のアクティビティとしては最後の日を迎えました。
バディとも、黄色いスクールバスとも、今日でお別れになります。
トリを飾るアクティビティはThe Blue Mountainsです。
ここでは、まずCollingwoodにあるScenic Cavesという氷河期を経て自然にできた洞穴などがある小高い山をトレッキングするものから始まりました。
途中、かなり揺れる吊り橋を生徒たちはきゃあきゃあ言いながら渡ったり、Fat Man’s Miseryというかなり狭い岩間を通り抜ける場所があったり、山のほぼ頂上から非常に綺麗な林や湖の景色に見とれたりするなど、見どころ満載のトレッキングになりました。
次にバスで10分ほど移動した場所にあるBlue Mountain Villageに行き、生徒たちはアスレチックを楽しみました。
ここは、夏はこのような自然や遊びを楽しむところですが、冬場は素晴らしいスキー場になるそうで、是非その時期にも訪れてみたいと思うものでした。




【帰国の日】
とうとう今回のプログラムも最終日を迎えました。
朝、いつものミーティングポイントまでホストファミリーに車で送ってもらい、涙と笑顔のお別れがそこかしこで行われました。
天候は時折、バケツをひっくり返したかのような大雨が降るような状況でしたが、まるで生徒たちとホストファミリーの別れを天が代弁してくれているかのようです。
現地スタッフの皆さんや何人かのバディも駆けつけてくれ、生徒たちは最後の写真とハグを楽しんでいました。
今回のホームステイが、生徒たちにとって実り多きものになったことを祈りつつ、暑い暑い日本へと帰国の途につくこととなりました。



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