2019年11月30日(土) 青山学院高等部PS講堂にてスーパーグローバルハイスクール課題研究成果報告会を実施しました。
第一部では高等部長の挨拶にはじまり、生徒による宮古・東ティモール・フィリピンへの訪問プログラムの報告発表を行いました。
宮古・東ティモール・フィリピンへの訪問プログラム報告発表では、それぞれ3名の代表生徒らが訪問を通して得た発見や学んだ事や訪問後におこなった振り返り、グローバルウィークを始めとする校内・校外での分かち合いと今後の取り組みについて発表しました。
第二部では4名の生徒による「平和共生論文」の発表 。
発表では、それぞれが仕上げた8000字以上にのぼる論文を約10分間のプレゼンテーションに凝縮・要約してスライドを駆使しながらおこなわれました。(以下、論文タイトル)
「平和主義を選んだ日本は自衛隊に何を望むのか―平和そして安全保障を踏まえて―」
「マイノリティの生きやすい社会へ 法整備と偏見解消の両観点から」
「宗教による対立構造~宗教対立をなくすために何ができるか~」
「貧困のサイクルを断ち切るための教育の重要性」
第三部では、3年選択クラス「オーラルコミュニケーション」の発表と5名の生徒によるパネルトークセッションが英語でおこなわれました。
オーラルコミュニケーションの発表では、「Super Power of Fantasy」と題して、ノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさんのエピソードを元にスライドショーやボディランゲージを取り入れた英語でのプレゼンテーションをおこないました。
パネルトークセッションでは様々なSGHプログラムに参加した生徒たちが、高等部のSGHならではの活動をトークテーマの中心としながら、各々の考えや感じている事を自由に語りながら進められました。
今回の報告会は、国内外の様々な視点から課題を持って取り組み、行動してきた生徒たちの熱意が伝わるものとなりました。
また、自らの言葉で発表し伝えようとする姿に、これからの更なる成長と活躍への期待が寄せられる素晴らしい時間となりました。