6月のGlobal WeekⅠに続き、
公益財団法人 スペシャルオリンピックス日本の方々と共に、ユニファイドスポーツを通して交流を深めました。
今回も前回と同様にバレーボールを通して知的障がいのあるアスリートたちと交流しました。
当日は12名のアスリート、保護者、スペシャルオリンピックスのスタッフを高等部にお迎えして集まった約30名の生徒と共にスポーツを楽しみました。
ウォーミングアップに始まり、バレーボールの対抗戦までアスリート・生徒が一緒におこない、白熱したゲームに大いに盛り上がりました。
バレーボールの後は、ユニファイドスポーツを主催した生徒たちが準備したビンゴ大会。
ゲームを通してアスリートの方々とお話する時間も設け、理解を深めました。
以下、生徒の声(※一部抜粋)
イベント実施前
問:障がいのある方と一緒に活動することで、何がわかると期待しているでしょうか。障がいのある方と一緒に活動することで、何がわかると期待しているでしょうか。
・障害者に対する考え方や意識が変わってくるのではないかと思う。
前回のユニファイドスポーツでも、参加する前は、正直、普通のバレーボールよりもう少し簡単な練習をしたりするのかなと思っていた。
しかしいざ、当日になると、パスやアタックの練習、ゲームまで、私たちよりも上手いとまで言えるほど上手で、レベルなど関係なく全員で楽しめた感覚があります。
このユニファイドスポーツをする前とした後では、間違いなく障害者の方との接し方も変わってきました。
私たちと違いはあっても、同じ場所で同じことで楽しめることに気がついたと思います。
障害を違いとしてみるのではなく、その人の一つの特徴だと受け入れることが大切だ、という意味が段々わかってきたと思います。
今回のユニファイドスポーツでも障害者の方と交えてバレーボールをして、さらに発見できることがあるといいです。
イベント実施後の振り返り
問:実際に障がいのある方と一緒に時間を過ごし、一番こころを動かされたのはどのような時だったでしょうか。
・自閉症の子であろうがダウン症の子であろうが、みんなが一体となってやっている時、健常者、障がい者関係なく共有できるものがあると知れた時。
自閉症の子であろうがダウン症の子であろうが、みんなが一体となってやっている時、健常者、障がい者関係なく共有できるものがあると知れた時。
・同じチームのアスリートの方がアタックを決めた時に彼も僕たちもみんな笑顔でバレーを楽しめた時 アスリートの方が笑っているのを見た時
問:今回の活動を通して見えてきた社会の問題点、教育の問題点など今回の活動を通して見えてきた社会の問題点、教育の問題点など
・なかなかこういった、ユニファイドのような機会は学校では与えられないと思います。障害者の方と接する機会は少なく、障害者の方への意識も私たちは薄いのではないかと思いました。そのため、初めは、障害者の方と接するとき怖いな、と思ってしまうことがあると思います。
でも、こういった機会をたくさん経験する事で、アスリートさん、私たちの双方が互いに成長して得られるものがあると感じました。
ユニファイドは特別なものではなく、私たちがして当然のこと、と思えるような風潮になると良いのかな、と思いました。