2016.03.14
チャリティーコンサート
「心をひとつに3.11~祈りとメッセージall青山~」開催
活動報告

2016年3月11日(金)、高等部PS講堂にてチャリティーコンサート「心をひとつに3.11~祈りとメッセージall青山~」を開催しました。


青山学院では、震災発生直後から現在に至るまで、幼稚園から大学院までのそれぞれの部が被災地支援と交流を続けています。

震災から5年経ち、国や自治体からの支援も民間からの支援も段々と減り、震災に対する意識の風化も懸念されているのが現状です。

「東日本大震災を忘れてはならない」という声を発信していきたいという想いに、震災直後から被災地への支援・活動を続けていらっしゃる五木ひろし氏が賛同して下さり、今回のチャリティーコンサートが開催されることになりました。


このチャリティーコンサートは2部構成で、1部では本学院の生徒による被災地支援活動報告と、宮古からの高校生と市関係者による復興活動報告が行われました。

そして2部では五木ひろし氏によるコンサートが行われました。


1部は高等部聖歌隊とハンドベル部による演奏から始まり、宮古の紹介VTR、各部での被災地支援活動報告が行われました。



活動報告は高等部から始まり、宮古北高校に訪問した本校の生徒会執行部の生徒3名が代表として、今年度実施した主な活動の報告をしました。


次に、宮古市の高校生団体である「SYM」の代表生徒が宮古の現状とこの団体を用いて宮古を盛り上げていくことを目的とした活動を発表しました。その中で、「東京にいる高等部の生徒が、宮古の為にこんなにも頑張ってくれている。宮古にいる自分達も何かできないか」と思い、このSYMという団体で活動を始めた事を語ってくれました。


その後、女子短期大学の東日本大震災被災地支援ボランティア・チーム“Blue Bird”による報告、そして大学公認団体であり、高等部で支援活動を行っていた卒業生とBlue Birdの卒業生により結成された“Message for 3.11東日本大震災被災地復興支援愛好会”による報告が行われました。


活動報告の後は、宮古市山本正徳市長によるビデオメッセージ、浄土ヶ浜旅館若女将・近江智治さんによるメッセージが続き、被災地で生活する方々の生の声を聞く事ができました。


1部の最後として、初等部聖歌隊とハンドベルクワイアによる讃美歌の賛美とお祈りを捧げ、被災地のことを思う時間を共にしました。







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