2016.07.01
佐久間氏による、「被災地の方と共に生きる」ワークショップを実施しました
【Global WeekⅠ】
活動報告

2016年6月25日(土)に、被災地支援でボランティアコーディネーターをされたYMCAの佐久間氏をお招きして、ワークショップを実施しました。


「被災地の方と共に生きる」をテーマに、被災地の人と共に歩むための心構えや、私たちにできることはなにかを考えました。


佐久間氏は神戸出身で、阪神淡路大震災で被災されました。

その経験から、何を感じ、何を学んだか、そして4月に発生した熊本地震の被災地支援の現場ではどのような活動を行っているかなどをお話いただきました。


   


そのお話をふまえて、生徒たちはそれぞれ「東京にいながら高校生の立場で自分が出来る事はなにか」について考え、グループごとにディスカッションと発表を行いました。


    


佐久間氏は、高等部にいらっしゃる前に、支援をされている熊本の御船町の方に

「生徒に何を伝え、何をしてほしいか」と尋ねたところ

「熊本から遠く離れた東京の高校生が自分たちを覚えてくれている、気に留めてくれている事だけでも嬉しい」と言われたという話をされました。


「愛の反対は無関心である。まずは”明日は我が身”と思って関心を持つことが大切。そしてそれが支援にもつながる」


このワークショップ後、生徒たちは佐久間氏の提案により、七夕の短冊に熊本の方に向けたメッセージを書き、また御船町の方々にビデオメッセージを送りました。


   


こういった行動を実際に起こしたことによって生徒たちは、自分たちに出来る「被災地の人と共に歩む」一歩を踏み出せたのではないでしょうか。



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