2016年6月20~25日の一週間、高等部ではグローバルウィークⅠを開催し、礼拝やお昼休みの時間を使って様々なイベントを実施しました!
第1日目は昼休みにチャイルドファンドジャパン(CFJ)の方をお迎えして、お話をしていただきました。
高等部では、現在、書き損じハガキを集めてネパールのこども達を支援しています。
そこで具体的に集められたハガキがどのようにしてネパールへ届けられているかCFJの方にお話いただきました。また、高等部で毎年行っているクリスマス献金で支援している3名のこどもたちの支援状況についてもお話いただき、自分たちの行動がどのように支援に繋がっているのかを学びました。
第2日目は礼拝に三森牧師をゲストに迎え、お話をしていただき、昼休みはボランティア部がホームレスについて知るワークショップを実施しました。
三森牧師は寿町で日雇い労働者や路上生活者の支援をされていて、それらの人々の現状を語られ、私たちには何ができるか考える時間を持ちました。
ボランティア部が中心になって行われた、アルミ缶と段ボールを使ったワークショップでは沢山の生徒でにぎわいました。
多くのホームレスが生業としているアルミ缶集め。たっぷり缶が入ったビニール袋でいったいいくらになるのでしょうか。段ボールハウスの寝てみると、どんな気持ちになるのでしょうか。
生徒たちは実際に段ボールハウスの中に入ってみたり、缶が入った袋を実際に持ち上げてみたりして理解を深めました。
第2日目から4日目まで通して昼休みに行われたスペシャルチャットルームでは、青山学院大学に通う留学生をチャットリーダーに迎えて、英語で難民について考え、話し合いました。
「なぜ、日本は難民を受け入れる数が少ないのか」「難民を受け入れる事はいいことか」など、様々なトピックで話し合いが行われました。
第4日目は礼拝に被災地支援でボランティアコーディネーターをされた野田牧師をゲストに迎え、「他者に仕えること」をテーマにお話しいただきました。「まず痛みや悲しみがあるところに、眼差しを向け、勇気をもって一歩ずつ踏み出すことが大切」と話されました。
一週間を通して行われた図書館キャンペーンでは、ホームレスと難民、それぞれにかかわる「ほんの小さな、できること」を募集し多くの生徒から意見をもらいました。
この一週間、多くの学びの時間を得て、「共に生きること」について考えることが出来たプログラムとなりました。