2016年10月3日~8日に行われたグローバルウィークⅡの礼拝では、ゲストをお迎えしました。
初日は「声なき者の友」の輪から神田英輔先生をお迎えし、
青山学院のスクール・モットーである “地の塩、世の光”として生きること から、
今回のグローバルウィークⅡのテーマである「多様性の受容」、
「ツナガル」ことの大切さについてお話しをいただきました。
私たちはどのような存在であり、どのように生きるべきなのか。
大自然や人間を良く観察することでこれを創造した超越者の存在、
すなわち、聖書の語っている神様の存在に気付くことができます。
またこの自然界は多様性を保ちながら調和していることがわかります。
私たちはどうしても自分と同じような仲間には安心を抱き、多様性には不安を抱き排除しようとする存在です。
しかし健全な社会を作り上げるためには、その違いを尊重し、一人一人がユニークな存在として造られているということ、
そして互いに繋がり合って生きていく事の大切さを学びました。
3日目の礼拝では、チャイルドファンド・ジャパンの西川涼子先生をお招きして、
実際フィリピンに行ったときの体験、チャイルドとの交流、
また自身がどのようにキリストに出会い、この仕事に就いたのかを聞くことができました。
フィリピンの子供たちはとても生き生きしていて、自分の存在の大切さを知っている。
それは日本とフィリピンのチャイルドの繋がりがあるからだとお話ししてくださいました。
お二人のゲストスピーカーを通して、生徒達はこの世で輝く存在として生きること、
国際協力に率先して興味を持ち、アクションを起こしていくことについて考える時間を持つことができました。