グローバルウィークⅡのセッションを通して、東ティールのフェアトレードについて考え、
実際に体験する時間を持ちました。
―東ティモールと「ツナガル」コーヒー試飲会―
4日目のお昼休み、現在、生徒自主団体であるブルーペコがフェアトレードによる支援をおこなっている
東ティモールのコーヒーを淹れました。
当日は400名以上の生徒が集まり、東ティモールの言語であるテトゥン語で「おいしい」という意味の
「Diak!」というメッセージを現地のコーヒー農家の方に送りました。
用意した400杯分のコーヒーがなくなるほど、
多くの生徒達がフェアトレードコーヒーに触れることができたイベントとなりました。
―フェアトレード報告会―
5日目の放課後には、今年の夏実際に東ティモールに行った生徒達が、現在のフェアトレードの現状と問題を報告し、
どうしたらこの現状を変えられるのか、消費者は何を考えて買えばいいのか集まった生徒達と話し合いました。
―チャリティー映画鑑賞会―
最終日にはNGO“ケア・インターナショナル”とコラボして東ティモールに学習雑誌1000冊を送る、
映画鑑賞会が実施されました。映画の上映のほかに、東ティモールで現地学習をおこなった生徒による報告会、
コーヒーや東ティモールの手芸品の販売が行われました。
多くの方のご賛同のおかげで目標を上回る金額が集まり、無事学習雑誌1000冊を現地へ送ることができました。
多様性に満ちたグローバル社会の中で、肌の色・言語・豊かさ・ちょっとした考え方などの違いを理解し、
受け入れ、「ツナガル」体験をする良い機会となりました。