2018年12月1日(土) 青山学院高等部PS講堂にてスーパーグローバルハイスクール課題研究成果報告会を実施しました。
第一部では高等部長のご挨拶にはじまり、生徒による宮古・東ティモール・フィリピンへの訪問プログラムの報告発表を行いました。
宮古・東ティモール・フィリピンへの訪問プログラム報告発表では、それぞれ3名の代表生徒らが訪問を通して多くの発見と学び得た事や、訪問後の探究分析の分かち合いと今後の取り組みについて発表しました。
第二部では4名の生徒による「平和共生論文」の発表 。
平和共生論文の発表では、それぞれが仕上げた8000字以上にのぼる論文を約7分間のプレゼンテーションに凝縮・要約しておこなわれました。(以下、論文タイトル)
「児童労働と向き合う ―私たちに何ができるのか―」
「将来的なテロリズム断絶に向けて ―国家と市民のアプローチ―」
「SDGsに基づく食品ロスに関する考察 ~持続可能な消費社会に向けて~」
「日本における人種・民族差別の法規制」※英語でのプレゼンテーション
第三部では、東ティモール訪問生徒によるポスターセッションと5名の生徒によるパネルトークセッションが英語でおこなわれました。
ポスターセッションでは12月に実施される全国高校生フォーラムに参加予定の生徒による発表。『日本伝統の遊び「カルタ」を使った東ティモール農村の識字率向上の試み』と題して東ティモール訪問時に現地の子どもたちとの交流の中で識字率向上を狙っておこなったカルタでの取り組みについて発表しました。
パネルトークセッションでは様々なSGHプログラムに参加した生徒たちが、高等部のSGHならではの活動をトークテーマの中心としながら、各々感じている事を自由に語りながら進められました。
今回の報告会は、国内外の様々な視点から問題意識を持って取り組み、アクションを起こしてきた生徒たちの熱意の伝わるものとなりました。また、自らの言葉で発表し伝えようとする姿に、さらなる成長と活躍への期待が寄せられる素晴らしい1日となりました。