2019.07.05
DAY 1 and DAY 2
Global Showcase/FOR会/フィリピンプログラム/ブルーペコ
【Global WeekⅠ】
活動報告

Global WeekⅠの1・2日目のお昼休みと放課後の時間を使って、様々なプログラムを実施しました。

 

【Global Showcase】

Global Showcaseの前半は、各団体の設置ブースにて3~4分のポスターセッションのループ発表を行いました。高等部の2階エントランスを大きく使って、6団体が一斉に発表をスタート。

後半は、各団体の代表生徒による90秒プレゼンテーション。特設ステージを設けて、エントランスに集まった生徒全員でプレゼンテーションを聞き、各々の活動への理解を深めました。

また、Google Classroomを用いてアンケート形式で提出できるリフレクションシートを実施し、多くの生徒たちが自主的に振り返りの時間を持つことが出来ました。



参加団体:

  • チャリティー販売等を通してバングラデシュの支援活動を行っているボランティア部

  • 記憶が薄れかかってきた3.11の震災と復興について考える宮古訪問プログラム

  • 1クラスに1人のチャイルド支援を目標に活動しているフィリピン訪問プログラム

  • 日本国内の貧困や高等部の廃棄食材の活用を考えるASC(Aoyama Second Chance)

  • 東ティモールの経済発展や識字率向上の支援活動を行っている生徒自主学習団体ブルーペコ

  • “子どもによる子どものための国際協力団体”として活動するFREE THE CHILDREN JAPAN



【FOR会】

みやこ訪問プログラムに参加した卒業生らを迎え、放課後の時間を使って震災から復興までの8年間をふりかえる座談会を実施しました。震災があった当時まだ小学2年生だった生徒たちですが、復興に至るまでの歩みと現状の課題点を理解した上で各々が意見を述べ合いました。


  

 


【フィリピン訪問プログラム】

昨年度の春休みにフィリピン訪問プログラムに参加した生徒が中心となって、昼休みの時間を使って報告会を実施しました。報告会に出席した生徒は120名を越え、用意していた大教室から生徒たちが溢れでてしまうほどとなりました。フィリピンの現状と課題、それに対してNPO法人チャイルド・ファンド・ジャパンと共に、高等部はどのような活動に取り組んでいるのか発表する最中、思わず涙を浮かべる生徒もおり、彼らの葛藤や純粋で熱心な思いに一同が真剣に聞き入っていました。


  


フィリピン訪問プログラムの発表を聞いた生徒の声:


・発表を聞いて、正直他人事だと思っていたフィリピンの子供達が今どのような状況に置かれていて、どのような支援を必要としているのか、そしてこのような恵まれたといえない環境に置かれながらも小さな幸せを見つけ日々家族の為に一生懸命働く子供たちの姿を知って感激しました。自分と同じくらい、又は自分より小さい子達がこんなに頑張っているいるのに、自分はなにをしているんだろう。自分が何をこの子たちの為に出来るのか。など考えることが出来ました。


・支援を受けている子達はそれを誇りに思っていて、喜んでいるという話を聞いて支援は本当に大切なことなんだと思い、推進していくべきだと思いました。



【BLUE PECO】

ブルーペコは生徒によって立ち上げられた自主学習団体です。具体的な活動として、東ティモール支援のフェアトレード活動や教育支援に対する理解を深めるため、継続的に自主勉強会を実施しています。

今回は放課後の時間を使い、東ティモールのコーヒーを飲みながら、フェアトレードや東ティモールの歴史について代表生徒から話を聞く時間をもちました。集まった生徒たちは真剣な眼差しで発表を聞きながらメモを書き留めていました。今は卒業生となった昨年度のブルーペコ代表生徒も勉強会に参加し、おいしいコーヒーの淹れ方をレクチャーしてくれました。


  


サーバントマインドを持って生徒が自主的に活動している様子や、実際の社会問題に取り組んでいる様子を、どの生徒団体も熱意をもって発表することが出来ました。そして、一人ひとりの小さなアクションが社会に大きな影響を与えるムーブメントに繋がり、高校生の自分たちが社会の変革に加わることが出来る!ということを、全体で共有することが出来ました。

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