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聴講生のフェアウェル・スピーチ

2024年12月3日礼拝の時間に行ったフェアウェル・スピーチより

エマ・ポーリーン・シッサス(エストニア)

フェアウェル・スピーチ

私はエマ・シッサスです。エストニアから3月26日に日本に来て青山学院に入りました。新しい文化と異なる生活を体験し、日本語を学ぶために日本に来ました。それは9か月前でした。時間がたつのは早いですね。1月7日にエストニアへ帰ります。今日は私の留学生活を振り返る特別な日です。そして今日はちょうど私の17歳の誕生日です。日本語で長いスピーチをした今年の誕生日は一生忘れないと思います。ちょっとドキドキしていますけど頑張ります。

わたしが留学生になったのは、私の心がそう願ったからです。誰も私にそれを強制したわけではありません。私の心に従って日本に来て新しいことをたくさん経験できました。

初めてHRの日にBBQとバレーボールをしました。私はまだみんなの会話がわかりませんでしたが、HRの日はとても面白くて楽しかったです。クラスメートが私をサポートしてくれました。私が日本語で理解できない時それを英語で説明してくれました。

それから部活にも入りました。茶道部と美術部です。部活はたくさん優しい友達と出会いました。茶道は、初めてで難しかったけど楽しかったです。今はお点前も出来ます。そしてエストニアで美術学校に行っていたので日本でも美術がしたくて美術部に入りました。

それからバレーボール大会も初めてで楽しみにしていました。エストニアはあまりバレーボールをしませんから。私のクラスは女子で1位になりました。みんなで一生懸命練習して1位になったのでとてもうれしかったです。

私にとって一番の思い出は文化祭です。エストニアの学校は文化祭がありません。文化祭に向けてみんなで準備して一生懸命取り組みました。クラスメートととても仲良くなり素敵な思い出を作ることができました。

修学旅行もとても楽しみにしていました。熊本県と長崎に行ったのは初めてでした。4日間の旅行でたくさんの新しい場所へ行って皿うどんとちゃんぽんを食べました。熊本県は自然がとても美しくてとても気に入りました。クラスのみんなと一緒にどこかへ行ったり同じ時間を過ごしたことが楽しくていい思い出になりました。

エストニアの私の学校は青山学院と比べると本当に小さいです。生徒数はわずか700名です。私が住んでいる町の名前はヴォルです。ヴォルはエストニア南東部にある小さな町です。美しい自然とスモークサウナが有名です。私の家にもサウナがあります。

留学生活はとても楽しかったですが、難しいこともありました。最初は日本語がわかりませんでしたから、聞いたり話すことが本当に大変でした。でも最後に日本語でスピーチをしていることがうれしいです。
サポートをしてくれた先生方、クラスメート、部活の皆さん、素晴らしい経験と時間をありがとうございました。

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