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平和・共生学習

PEACE AND CO-EXISTENCE STUDIES

平和の実現者を目指して

「平和を実現する人々は幸いである、
その人たちは神の子と呼ばれる。」
(マタイによる福音書5章9節)

高等部の平和・共生学習が目指す姿勢は、常に隣人として寄り添うことができる人格を育てることにあります。平和の実現とは容易なものではなく、自身の行いがどのような意味を持つのか、悩むことも少なくありません。

修学旅行で戦争の歴史や原子爆弾のこと、それを背負って歩む長崎県について学ぶこと。
『平和・共生LogBook』の学習を通じて、「他者との共生」について考えること。
毎年欠かさず被災地を訪問し、復興のお手伝いをすること。
フィリピンに訪問し、貧困の中で力強く生きる子どもたちと触れ合うこと。
一つひとつの活動は小さく弱々しいものですが、その活動の中で育まれた生徒の「思い」は「自分の無力さ」と「それでも、できること」の間を往復しながら、小さな種を生み出します。その小さな種がいつか芽吹き、生徒が主体的に動き出していったとき、高校生たちは平和の実現者としての一歩を踏み出すことになります。
その生徒の歩みを応援することが、高等部の「平和・共生学習」の目標です。

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