2022年度 FOR会
(大学生と共に被災地支援との関わりについて考える会)
報告
2023年2月3日(金)16:00~17:30小教室AにてFOR会が開催されました。
FOR(エフ・オー・アール)会は、未来《Future》 のための意見《Opinion》をもう一度考える《Reconsider》会という意味で、岩手県立宮古市でボランティア活動を続ける大学生が企画し、高等部生と一緒に考える機会を作ってくれています。
今回は、青山学院大学で宮古の支援を続けるサークルMF3・11の大学生4名と共に高等部生の参加者8名が宮古など被災地のことや防災について一緒に考えることができました。大学生が用意した宮古に関するクイズで盛り上がり、また高大それぞれが宮古で行ったこと、文化祭や大学祭で行ったことなど、今年度の活動を互いに紹介し合いました。
高等部の生徒たちは、2月中に図書館で震災関連の本の紹介コーナーの設置、3月には外部の防災体験施設への訪問などを計画しています。話し合いでは防災に関わる校内の活動などもアイデアとして出されていました。今回のFOR会には、夏の宮古訪問プログラムに参加していない高等部生もおり、今後の活動の広がりが期待されます。
生徒の声
2年Sさん
青山学院大学のボランティアサークルの皆さんと高等部生が共に東日本大震災後の未来を考えていく機会として、とても大切な時間を過ごすことができました。
大学生が青学祭で特産品の物販をしたお話を聞きながら高等部の文化祭に取り入れたいアイデアもたくさん得ることができました。また大学生の細部に及ぶ防災知識の多さに驚かされ、高等部全体でもいざというときのためにもっと防災意識や日頃からの備えが必要であることを実感しました。例えば、災害が起きたときの行動マップ・小冊子をクラスに一つ常備しておくと、災害時にも安心なのではないかという着想を得ることができました。