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アメリカのポピュラー音楽と「人種」の政治学

教育/高大連携/学問入門講座

担当教員

文学部 英米文学科 齊藤 弘平 准教授

担当科目

アメリカ文化特講(2)、ReadingⅡ、アメリカ文化概論

専門分野

アメリカ文学 、 文化研究(特に19世紀、20世紀)、 西洋近代知識史、 カルチュラルスタディーズ、 批評理論

講義内容

みなさんはアメリカの「ポピュラー音楽」と言われて、どのような音楽を想像するでしょうか?アフリカ系のサックス奏者が即興でソロ演奏をするジャズでしょうか?カウボーイ姿でヒゲを生やした金髪の男性がギター片手に歌うカントリーソングでしょうか?それともストリートファッションに身を包んで野球帽を斜めにかぶった若者たちのラップ?きらびやかな衣装で激しくダンスする女性が歌うリズム&ブルース?その通り、確かにこれらはすべてアメリカ産の「ポピュラー音楽」です。
では、そのようなさまざまな音楽は、19世紀以降の近代のアメリカにおいてどのように発生してきたのでしょう?その一方ではとても自然発生的なメカニズムを、「人種」というアプローチから、歴史的に整理してみたいと思います。意外にも、「ポピュラー音楽」という娯楽形態の変化や展開が、アメリカという国家の成り立ち、そしてその近代史をありありと反映しています。

人数制限

設けない

連絡先

E-mail  koheisto@cl.aoyama.ac.jp

担当教員から高等部生へのメッセージ

文学部 英米文学科 齊藤 弘平 准教授

ぜひアメリカ文化に強い興味を持ち、「ディズニーランド」以外のアメリカを積極的に理解してほしいと思います。

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