まちをつくる仕事 ―「リノベーション」と理系/文系 ―
教育/高大連携/学問入門講座
担当教員
コミュニティ人間科学部 大堀 研 准教授
担当科目
地域社会学(特にNPO論,ボランティア論,自治体計画論)
専門分野
アメリカ社会史
講義内容
現在の日本の地方は、経済の停滞や人口減少などにより厳しい状況となっています。それを解決しようと、各自治体の行政や民間の人々によって様々な取り組みがなされており、新しい手法も生み出されてきました。その中で、近年注目されているものの一つに「リノベーション」というものがあります。古い建物を改装して再利用するのですが、改装した建物に入居する人々にはお店を始めるなど経済活動に取り組むことが期待されており、ただのリフォームとは異なります。言い換えると、リノベーションに取り組むには、ただ建築のことが分かるだけでは十分ではないことになります。どのような知識や能力が必要となるのか、そのためには理系と文系のどちらに進学すると良いのか、などについて、リノベーションの実例をみながら、一緒に考えましょう。
人数制限
設けない
連絡先
E-mail : koerry+19koudai@gmail.com
担当教員から高等部生へのメッセージ
コミュニティ人間科学部 大堀 研 准教授
将来どのような仕事につくか、そのためにはどの大学のどの学部に進学すれば良いのか、などのことについて悩んでいる人もいるかもしれません。ですが、焦って決めるよりも、いろいろなことを見聞きして自分の興味や関心を育ててあげることが大事だと思います。この授業がその一助になれば、と考えています。