幾何学の使われ方(だまし絵・カオス)
教育/高大連携/学問入門講座
担当教員
理工学部 物理・数理学科 中山 裕道 教授
担当科目
幾何学I, III, コンプロ演習
専門分野
位相幾何学
講義内容
幾何学を小中高で習うとき、もっと勉強するといろいろなことに使えるからと聞かされますが、なかなか使っている場面まで進むのは大変です。本講義では,身近な題材として、だまし絵とカオスを取り上げることにします。 だまし絵はいたるところで見かけます。どうみてもおかしい。ではどこがおかしいのかと聞かれると意外に答えられないことが多いものです。そこで、数学的にここがおかしいと言えれば、みなさん納得してくれるのではないでしょうか。 また、天気予報がはずれるたびに、気象はカオスだからしょうがないと言われます。下駄を放り投げて明日の天気をあてるという光景はよく見ます。これは確率です。天気が当たりにくいのには別の理由があります。
人数制限
設けない
連絡先
E-mail:nakayama@gem.aoyama.ac.jp
担当教員から高等部生へのメッセージ
理工学部 物理・数理学科 中山 裕道 教授
高校できちんと勉強しておくといろいろと可能性が増えます。高等部の学生さんに非常に期待しています。