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2014年度 高大連携 留学準備プログラム 第1回報告

1月14日(水)、大学進学以降において海外へ視野を広げていくための青山学院高大連携講座を開催しました。この講座はオリエンテーション、EU各国の大使館員による講演、IELTSの対策講座などで構成されており、オリエンテーションとなる第一回は留学準備に関するオリエンテーションとIELTSのデモレッスンが行われました。
高等部で1~3年生から参加者を募ったところ、100名を大きく越える申し込みがありました。

第一部では、EFのCountry Product ManagerであるKristoffer Kullengren氏から、「broadening your horizons as a citizen in this globalizing world」と題した講演をいただき、続いて青山学院大学法学部法学科 ヒューマンライツコース2年生の久保真袖さんより、留学準備に関する体験談をお話しいただきました。

第二部では、 British CouncilのDavid Cruse氏よりIELTS対策のデモレッスンをうけました。IELTS(International English Language Testing System)とは、大学、大学院への留学を目指す「英語を母国語としない人」の英語能力を評価するためにつくられたテストで、世界9,000以上の機関がIELTSを受け入れ基準として認めています。今回のデモレッスンでは、ペアワークを中心としたレッスンが行われ、参加した高等部生の多くが積極的に取り組みました。

次回は1月15日(木)に駐日欧州連合代表部広報部のRichard Kelner氏による講演を予定しております。

第二部に参加して −生徒の感想より− 3年女子

いつか留学してみたいという漠然として軽い気持ちから総合オリエンテーションに参加しました。留学前の大学生から、留学に踏み切った理由や勉強方法などを聞いて、その意識の高さに驚き、IELTSの講座を受けてその雰囲気を掴みましたが、最も興味深かったのはクリスさんのお話でした。中でも、留学するとより日本のことを知るようになるということが印象深かったです。留学し日本を離れると、日本で普通であったことが普通でなくなったり、外国の人がどのように日本を見ているのかを知ったり、また日本の文化や伝統を聞かれる機会が多くなって、それらに向かい合う時間も増えます。グローバル化というのは、ただ単に外を向くだけでなく、同時に内にも目を向けなければならないことだということを学びました。最後にクリスさんが言った、話をすることができれば世界中どこでも生きていける、それを目指して勉強していきたいと思いました。

第二部に参加して −生徒の感想より− 3年女子

私は、今回のプログラムに参加して初めてIELTSを知りました。IELTSは、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4つのパートから成り立っていてスピーキングの試験では1対1の面接形式ということに驚きました。IELTSデモレッスンでは、プリントを用いて単語の穴埋めをしたり、隣の人と会話練習をしたりしました。講師の先生は、分かりやすい英語でゆっくりと話してくださったのでとてもよく理解することができました。スピーキングの試験では、準備の時間が設けられているのでその時間を有効に使うことが大切だということが分かりました。また、同じような意味の言葉をたくさん知って上手く使いこなせるようにしたいです。

今回、このプログラムを通して留学への興味が益々湧き、デモレッスンを受けてIELTSのためにどんな準備をしたら良いかが分かったので参加して本当によかったと思いました。

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