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2022年度 ホワイトキャンプ報告

3年ぶりの宿泊型ホワイトキャンプ

1月4~6日にホワイトキャンプが行われました。卒業を控えた3年生を対象としたバイブルキャンプですが、3年ぶりに松原湖バイブルキャンプを会場に生徒25名、教員6名が宿泊して濃密な時間を過ごすことができました。お支えくださった皆様と神様に感謝しています。

生徒の感想を通してホワイトキャンプの様子をご報告したいと思います。
なお、ホワイトキャンプの間は教員もニックネームで呼びあいますので、ご了承いただけたらと思います。

生徒の声

友達が3年生だけの高等部卒業前の最後の宿泊行事だから一緒に行こうよと誘ってくれたホワイトキャンプでしたが帰ってきた今、行って良かったと心から思っています。計5回のbible timeと2回のmorning prayerでじっくりと聖書と向き合い先生方のお話、証を聞いてみんなで讃美歌を歌いましたが、ここまでキリスト教に触れ深く考えた3日間はありませんでした。私が特に印象的だったのはやまげんのbible timeの時に行った自分の良いところと悪いところを紙に書き出す時間です。自分が書いた自分の良いところをグループで発表するのは恥ずかしかったですが、みんなが頷いてくれたりしてくれてみんなに言うことで普段はあまり考えることのない自分の良いところを伸ばしていきたいと思える事ができました。誰でも自分の短所や弱みばかりを見つけてしまうし、もちろん同じ時間が与えられたら良いところよりも悪いところの方がたくさん挙がります。しかし、やまげんが高等部生は、自分の良いところを沢山言えることが凄いとおっしゃっていて、これは日頃から友達を褒めあったりしている高等部生らしさが出ていると思いました。このような些細な先生の言葉やみんなで話している中で、高等部の素晴らしさを改めて実感する事が多かったです。一番学んだことは、私達はかけがいのない地の塩・世の光の存在であるということです。青山学院のスクールモットーですが今回のキャンプのテーマでもありました。地の塩・世の光という言葉はよく聞いてもこれがどういう意味かをあまり考えたことはありませんでしたが、3日間を通してこの言葉が持つ意味を知って私の好きな言葉になりました。塩も光も普段目立つことはないですが、なくなった時にどれだけ大事だったか気づかされます。自分を目立たせるのではなく他の人を活かし輝かせるという隣人愛が大事なのだと改めて分かりました。これから「地の塩・世の光」を聞いたら必ずホワイトキャンプを思い出すのではないかと思います。礼拝はもちろんのこと、沢山のレクや焚き火の前で語った夜を忘れません。健さんをはじめ6人の先生方、仲良くなった友達、そして神様に感謝して、残りの高等部生活、そしてこれからも聖書の言葉を大切にしていきたいです。

今回、僕がこのホワイトキャンプへの参加を決意したのは文化祭実行委員で出会った友達からの誘いがあったからです。その文化祭実行委員もクラスの友達から誘われたものでした。3年生になり、新しい環境で成長するという目標を掲げた4月の自分からしたら、文化祭実行委員の人達や生徒会の人達、そして今回参加したホワイトキャンプと色々な場所に身を投じた自分を誇らしく思います。それと同時に周りの人に恵まれて、素晴らしい環境にいることを強く実感しました。自分が新しい事に挑戦できたのは勧誘してくれた仲間だったり、その環境で受け入れてくれた人達のおかげです。このホワイトキャンプも、男子の割合が少なく、最初は緊張しました。でもこの振り返りを書いている今は全く緊張せず、むしろ安心感を抱いています。

また、このホワイトキャンプで自分自身について考える時間を持てた事がよかったです。バイブルタイムを通して、先生方がクリスチャンとなった経緯を聞き、地の塩・世の光がどのような意味を持つのかを考えることで、自分はどのような人間で、これから先はどのように過ごしていくかを考えさせられました。クオリティータイムでは1つの焚き火を沢山の友達と囲んで色々な話をして、普段は見ない友達の新たな一面を知れました。健さんこと渡辺健先生が「愛が1番大事」と言っている姿が忘れられないほどかっこよかったです。

最後に、一緒に参加してくれた友達、キャンプで友達になった人、先生方、キャンプのスタッフの方、本当にありがとうございました。素敵な経験を一緒に過ごせた事を嬉しく思います。高校生活もあと少しですがこれからもよろしくお願いします。

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