青学理科の深い学び
- 身近な遺伝子検査及び医療倫理について考えよう -
夏休みの課題調べ学習レポート
『身近な遺伝子検査及び医療倫理について考えよう!』の
解説講義を専門家の方にして頂きました!
【特別講師】認定遺伝カウンセラー 四元淳子先生(国際医療福祉大学 講師)
2019年1月16日 高校3年生 選択生物
日本では、まだまだ希少な存在である、遺伝カウンセラーとはどのような仕事か、医療の現場で、遺伝カウンセラーが扱う具体的な症例などについて教えて頂き、遺伝性のがん、遺伝的多様性の重要性、医療における遺伝子検査と商業的遺伝子検査との違いや問題点などについて解説して頂きました。
生徒の声
・疾患について私たちは重症化した例を元に必要以上に恐れ、不確定な要素を混ぜてさらに不安になって…を繰り返しているように感じた。正しい情報を広めて、人々の心に寄り添うのが遺伝カウンセリングの目指す姿なのだろうと思った。
・自分の将来や、自分の家族についても関わってくるような分野において、何も知らず正常な判断を下せないということが恐ろしいことであるように感じた。
将来、遺伝子に関する検査をするかしないかに関わらず、正しい知識と理解を備えておくのは必要になってくることであると思った。
・遺伝カウンセリングはまだ始まったばかりで遺伝カウンセラーのなり手が少ないことを初めて知った。がんのことについての話も印象的だった。今は予防としての検査ができ、様々な対処法がある。それをわかりやすく説明していただきとても聞きやすかったです。