2025年度 カナダホームステイ
2025年7月24日から8月6日までの14日間にわたり、生徒27名と教員3名とでToronto郊外のBarrie市に滞在しました。
誰もが圧倒され息を飲んだナイアガラの滝クルーズやBarrie市図書館での子ども達との交流、市庁舎会議場で考えた「世界をよくする方法」などを通して世界の広さや深さに触れ、大きな刺激を得ることができました。
短期間のプログラムではありましたが、自分の成長を実感した生徒は少なくないようです。
各ホストファミリーの愛情・現地高校生リーダー5人との友情・素晴らしいコーディネーターの熱情に支えられ、一生の思い出となる2週間をともにすることができました。
参加生徒の感想 3年女子
初めての海外、初めてのホームステイで緊張していた私を、「Welcome!」と書かれた大きなボードを掲げたホストファミリーが出迎えてくれた瞬間、不安よりも胸の高鳴りが勝り、緊張は次第にワクワクへと変わっていきました。
カナダでの生活は、毎日が驚きと発見の連続でした。
日本ではなかなか目にすることのない、開放的で雄大な自然。街のあちこちに掲げられたカナダの国旗。ほぼ垂直とも思える角度のジェットコースターを笑顔で楽しむ子供たち。
その全てが新鮮で、心に残る光景でした。
カナダの人々はとても温かく、ホストファミリーは出会って間もない私の誕生日を盛大に祝ってくれました。
家族全員でおそろいの帽子をかぶり、クラッカーを鳴らし、郷土料理を振る舞ってくれた誕生日会は、「ハッピーバースデー」の歌とともに、一生忘れられない思い出となりました。
英語に囲まれた生活の中では、自分の英語力の不足に悔しい思いをすることもありました。
しかし、伝えたいことをどうにかして伝えようと試行錯誤を重ねるうちに、英語が完璧に理解できなくても、気持ちが伝われば会話は楽しめるということを実感し、「大切なのは英語力ではなく、伝えようとする意思である」ということを学びました。
このホームステイを通して、自分の英語で思いを伝える力や、自立心を育むことができました。こうした貴重な経験を得られたことを、心から嬉しく思います。