2022年度 1年特別集会 「正しく怖がるインターネット」
生活/スクールカレンダー/生徒集会
10月27日のLHRに、国際大学GLOCOM客員研究員である小木曽健氏をお招きし、「正しく怖がるインターネット〜事例に学ぶ情報リテラシー〜」と題しご講演いただきました。
講演冒頭より、SNSでの炎上の怖さを、具体的な事例を交えて教えていただきました。SNSに何かを投稿する前に、その内容を投稿したら何が起きるか想像すること、友人限定公開の設定にしていても、その画面をスクリーンショットしてしまえば意味がないことなどから、友人限定はSNSの世界にはないことを学びました。また、もし自分がSNSで炎上してしまった場合、炎上自体はとめられるが、人生の大事な場面で必ずチェックされること、つまり「そのときの振る舞いが5年後、10年後の自分を苦しめる」ことを学びました。
講演の最後には、ネットで失敗しない方法として、「日常でやっていいことはネットでもやっていいが、日常でやらないことはネットでもやらない」と繰り返しおっしゃっていました。インターネットはすべて家の玄関の外側であるという認識を持ち、自分の家の玄関に貼れるものはネットで発信してもよいが、玄関に貼れないものはネットでも発信しないという例は非常にわかりやすいものでした。
この講演を通して、インターネット・SNSを適切に利用し、トラブルを起こさない、また巻き込まれないような生活を送ってほしいと思います。