「第16回カナダホームステイプログラム」 7月31日(水)
ベリーの町からトロント市内観光に出かけます
7日目 7月31日(水)
今朝はカナダに来て最も寒い朝を迎えました(朝7時30分の段階で8℃とのこと)。
集合場所に少し早めに着いたので、トロントに連れて行ってくれる現地のバスドライバーにそのことを伝えると、「今朝は素晴らしく気持ちいい風が吹いているじゃないか!冬にここに来てみなよ。この間なんて-40℃の日があったんだぜ!」と返されてしまいました。
たしかに、ここは北緯40°を越える地、カナダだということに改めて気付かされました。
さて、今日はトロント観光です。
十数年前まで世界一の高さを誇っていたトロントのシンボルであるCNタワー、観光客だけでなく現地の方もよく利用するマーケット、旧市役所と新市役所、そして、生徒たちお楽しみのショッピングモール、という行程です。
トロントに近づくにつれ、交通量もどんどん増していき、渋滞を気にしましたが、その分高速の車線も3レーンから最大5レーンにまで増え、順調にトロントの中心地にたどり着くことができました。
さすが、ここはカナダ、広大な土地があります。
CNタワーに着き、生徒たちは思い思いに写真を撮り、エレベーターで展望台に到着すると、足下がガラス張りになっているところで寝そべったりジャンプしたりしながら記念撮影を楽しんでいました。
次にマーケットに行きましたが、八百屋、肉屋、魚屋、文房具屋など、二階建てのそこそこ広い建物の中に店がひしめき合い、生徒たちはここではちょっとした食べ物や小物を買っていました。
その後、旧市役所と新市役所を見ましたが、生徒たちは全員1年生の時にSEED BOOK 10で学んでいるので、そのことを思い出しつつ、実際にはすでに次のショッピングに思いを馳せているようでもありました。
なので、最後のショッピングモールでは予定より少しだけ長く自由時間をとることにしましたが、解散の合図があるや否や一目散に自分たちの目指す場所に散っていく姿を見て、微笑ましくもちょっと唖然としながら、生徒たちを見送ることとなりました。
事前課題でトロントの民族多様性について考えさせておいたのですが、皆、どこまでそれを考えられたかは、帰ってからの事後課題で改めて確認してみようと思います。