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2020年度のバレーボール大会・文化祭に代わる生徒会行事
「フラフェス」「エジプロ」の報告(実施2020年12月)

「フラフェス」「エジプロ」の報告(実施2020年12月)

2020年度は新型コロナウイルス感染拡大のために、バレーボール大会と文化祭という生徒会二大行事が中止となり、生徒たちは残念な思いをしました。しかし、その中で生徒会は「今何ができるか」という議論から始め、できる限りの感染対策を考えながら、12月の試験休みの期間にとうとうその代替行事となる2つの行事「フラフェス」と「エジプロ」の開催に漕ぎつけました。

「フラフェス」とは「フライング・ディスク・フェスティバル」の略で、これはバレーボール大会の代替として企画されました。当日の密を避けるために一日の時間を3学年で分け、短時間で行うことができ、事前の練習があまり必要のないもの、ということで「ドッジビー」を行いました。「行事」がなくなってクラスの一体感を味わう機会がほとんどなくなってしまった年度で初めて持たれたこの行事を生徒たちは皆思い切り楽しんでいたようでした。
 「エジプロ」とは「AGH Project」の略で、こちらは6月に文化祭の開催不可の決定が下されたときから、その代替行事として企画・実行されたものです。6月から登校が再開されても、分散登校や昼食の時間などでほとんど学校での自由時間がない中、生徒たちは企画を考え続け、新たなものを作りました。PS講堂と教室を中継で結んで、全員参加型のクイズ大会やビデオ上映企画「エジプロリレー」(一つの曲を全クラスで分担し、各クラスでダンスや演技などその曲に合う映像を作ってそれを繋げて当日PSで上映するというもの)、思い出の写真を集めて秘かに作成しPSで披露した「モザイクアート」など、どれも新しさの中に高等部らしさが詰まった企画となりました。テーマは≪Update≫。「コロナの暗い思い出を明るい思い出に更新し、これまで気が付かなかった部分を修正することで今年しかできない企画を作り上げる」という趣旨です。

ゼロから作られたこの2つの行事は生徒たちにとって忘れられない思い出となったとともに、苦労をしながら中心となって作り上げた委員にとっては大きな自信となったことでしょう。

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