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2008年修学旅行 生徒の感想

修学旅行 生徒の感想

修学旅行委員 HR208 掘 美波

私たち、青山学院高等部2年生は11月4日から8日までの4泊5日間修学旅行に行きました。

青学だから海外かなぁ、と思いきや、実は九州なのです。

青山学院は、自由なイメージですが、修学旅行はかなり真面目に、しっかり「学」を、特に「平和学習」を修めに行きます。

原爆の被害を受けた長崎は私たちにとって学ぶべきことがたくさんあり、初めてキリスト教を伝えられた地でもあるので、九州が選ばれているのだと思います。

さて、高等部2年生は全部で500人弱の大人数で、修学旅行へは、2つに分かれ、一方は福岡から、もう一方は熊本から入りました。

5日間のうち4日間は、クラスで自由にプランを立て、基本的にクラス行動でした。

阿蘇山やハウステンボス、柳川を下る等、クラスで行動したのでとても絆を深めることができました。

プランを決めなかった1日は、長崎市内を班で自由に行動できる日で、事前に長崎で学習したいと決めたテーマに沿って、班でコースを決めていろいろな場所にそれぞれ行きました。

出島や如子堂、なかには福山雅治さんの実家を見た班も。

修学旅行の中で平和学習として、とても貴重な体験をしました。平和公園や、原爆資料館もそうですが、被爆された方による平和講話を聞くことができたのです。

被爆された方のお話は、テレビや授業で学んだことよりすごくリアルで、体験した人にしかわからない実際の情景、悲惨な状態であった事がひしひしと伝わりました。

お話をしてくださった方は、原爆体験をしてから肉体的にも、そして精神的にも長年苦しみ、今も被爆直後の記憶が頭に焼き付いているようでした。

戦争のない平和な時を生きている私たちにとって、被爆された方のお話はとても良い経験になり、平和が得がたいものなのだと言う事を改めて感じることができました。

最後に、今回の修学旅行でいろいろな九州の歴史、文化、自然を学び、クラスの仲も深まり、楽しく過ごすことができました。

有意義な修学旅行にする事ができ大変満足しています。

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