TOP

2015年度 ライフ・サイエンス部 夏合宿 報告

2015年度 ライフ・サイエンス部 夏合宿 in 佐渡島

2015年度 ライフ・サイエンス部 夏合宿 in 佐渡島

私達ライフ・サイエンス部(2014年度まで同好会)は、2013年から3年間、夏合宿を新潟県佐渡島にて行っています。様々なご縁の元、人情に厚い佐渡の方々に支えられ、継続して実りある合宿を行うことができています。今年はそのまとめとして、『日本進化学会全国大会 みんなのジュニア進化学会(高校生コーナー)』(8月22日)において合宿での実習をもとにしたポスター発表を行いました。その一端を、紹介させて頂きます。なお、9月の高等部文化祭でも合宿の成果を発揮すべく、さまざま展示発表と演示実験をします。
是非、ご来場ください。

●3泊4日の実習の様子

1日目(上野から約4時間 佐渡両津からスタート)

◆妙見山トレッキング…昆虫トラップを仕掛けながらの自然観察

2日目~4日目新潟大学理学部附属臨海実験所にて実習

◆灯下採集
★昼間と違う種類の生物がみられます。
3班に分かれ、採集場所別に考察をし、即行ミニ発表会!!

◆釣り体験やBBQ&花火レクもあり楽しい最終日

4日目

◆お世話になった新潟大学の先生方と

◆再び妙見山へ・・・昆虫トラップ回収。お見事!! 固有種ゲット!(昆虫マニアの太刀掛コーチのお蔭。)

◆佐渡金山見学(ゆっくり見てる時間がなかった(>_<))

◆日本進化学会ポスター発表

タイトル 『固着動物はなぜ海産なのか?』
-動物進化の過程における移動性喪失の原因を探る試み-

固着動物について調べ学習し、夏合宿で実地実習。生息環境や生態を実際に確認、採取・解剖する実体験を通して、適応進化についての議論を展開する試みをまとめた。すごく緊張しましたが、色んなご意見も頂き貴重な経験を積めました♪

3年間合宿を支えてくれた佐渡島のちょこっと紹介

●佐渡ってこんなところ
(佐渡観光協会・ジオパークウェブサイトより抜粋)

●新潟大学理学部附属臨海実験所(ウェブサイトより抜粋)

透き通るような海、豊かな自然をはじめ、岩礁帯や砂浜など様々な海岸環境があるのが佐渡島の特徴です。豊かな海洋生物相を利用して、臨海実験所では海洋生物の多様性と適応進化についての教育研究を行っています。また、佐渡島には、新潟大学の森・里・海の3つのフィールドワークステーションが揃っており、3施設が連携した、森里海をつなぐ生態系の機能についての教育研究も推進しています。

error: Content is protected