第127回日本森林学会大会 報告
生活/クラブ活動
第127回日本森林学会大会・高校生ポスター発表に参加しました! | |
日程 | 2016年3月29日(火) |
会場 | 日本大学生物資源学部(神奈川県藤沢市) |
主催 | 一般社団法人日本森林学会 |
■発表題目
『林業から考える日本の森林環境 』
■講演要旨
日本はよく森の国と呼ばれている。国土の7割を森林が占め、その森林は日本の生活と文化に貢献してきた。し かし、現在日本の森林は危機にある。木材自給率は3割を切り、管理されない森林があふれるなど林業の 衰退が問題になっている。このような森林の危機は過去に何度もあったが先人たちはそれを克服してきた。代表的なのは江戸時代の森 林対策である。江戸時代初期、江戸の開発や人口増加などにより森林が減少したが、幕府による対策が講じられ、その危機を防いだと いう歴史がある。現在、戦後の拡大造林による人工林の増加、そして間伐もされずに放置される森林、それらに起因すると思われる自 然災害などの問題が取り上げられている。日本の森林の保護、国産の木材の需要拡大、日本の林業の復興などについて調べ、考察の試みを行った。