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活動報告

生徒会活動の活動報告

本校の生徒会は、6月のバレーボール大会、9月の文化祭を柱とし、他にもミュージックフェスティバル、夏休み中の宿泊をともなった研修会など、さまざまな行事を企画運営しています。
一方、生徒の学校生活に関する要望は常時生徒会が受付け、それを学校側へ伝える場として、部長会談(校長との話し合い)と生活委員会主催の懇談会が設定されます。
なお本校では、遠足に相当するホームルーム・デーでは行き先を、2年次の修学旅行ではコースを各々のホームルームで独自に決めて行動しています。
このように生徒の自主性を重んじる生徒会やホームルーム活動を通じて、生徒一人一人の責任ある行動力が養われています。

2022年度 生徒会主催運動会

冬の運動会2022〜これが僕らの青春だ〜 開催!!

12月13日に、生徒会主催有志運動会「冬の運動会2022 〜これが僕らの青春だ〜」を開催しました。三者協議会の公約活動の中でたくさんの開催要望があり実現したものです。サブタイトルである「これが僕らの青春だ」には、”コロナ禍でも自分たちなりの青春を楽しんできた”という高等部生のプライドを込めました。

9月にはバレーボール大会実行委員会のメンバーを中心に、運動会実行委員会(27名)を発足し、企画・運営に務めました。10月からはキャプテン会を開催し、各クラスから1名ずつ選出されたキャプテン・サブキャプテンに運営への協力をしてもらいました。
11月初旬には選手登録、下旬には参加者登録(応援参加を可能としたため)を行いました。

当日は午前のリハーサルの時点で雨天で、一時開催が危ぶまれましたが、午後は見事に雨も上がり、無事に運動会を開催することができました。約850人の生徒が参加し、縦割りの3学年が一緒に応援する機会を持つことができ、高等部生徒会として非常に有意義なイベントとすることができました。


結果
1年学年優勝:HR101&HR102 2年学年優勝:HR201&HR202 3年学年優勝:HR304

総合順位(縦割り順位):優勝 8組 準優勝 1組 

(生徒会長)

2019年度生徒会活動

2018年度生徒会活動

2017年度生徒会活動

2016年度生徒会活動

2015年度生徒会活動

・2015年度 生徒会主催運動会 報告

1月9日、三学期の授業が始まって間もないこの日、今年も生徒会主催の運動会が開催された。
2015、2016年度生徒会により構成される実行委員会が中心となって開催される運動会は、三学期にも何か大きな行事を行ってほしい、という生徒の要望を元に2014年から始まり、今や生徒会にとって重要な仕事の一つとなっている。また同時に、今年度の生徒会活動において集大成となる行事でもあったが、そこには多くの問題や困難があり、運動会は私が今まで生徒会として取り組んだ行事の中で最も大変な行事となった。

まず私たち2015年度運動会実行委員会に突き付けられた問題は、バレーボール大会同様、グラウンドの縮小であった。中等部の工事に伴って昨年からグラウンドが縮小されており、今年の運動会は従来よりも小さい面積で開催しなければいけなかった。そのため、本部の位置や参加者の応援席、集合場所などの配置や、運営方法についての大幅な見直しが余儀なくされた。更に、今回はより多くの参加者に楽しんでもらえる運動会を作りたいという思いから実施競技に関するアンケートを行い、新競技「大玉転がし」を行うこととしたため、私たち実行委員会は文化祭が終わって間もない頃から生徒会室で会議を重ねる日々を送っていた。

従来よりも厳しい状況に置かれつつ新たな挑戦をすることは非常に困難であったが、運動会の準備を進める実行委員の表情はどこか輝いていた。それはやはり、2015年度生徒会役員の面々にとってはこの運動会が最後の一大行事であると共に、来年度の生徒会活動を担っていく後輩たちとの最初で最後の大仕事であったからだろう。豊富な経験を活かして仕事に取り組む先輩と、わからないことが多いながらも必死に食らいつく後輩たちの姿はとても頼もしく、こうした準備はテスト前や冬休み中にも行われ、今年度の運営方法などは着々と決まっていった。しかし、運営方法の変更や新競技の追加に伴い、参加者が混乱し、運営が上手く行えないのではないか、という不安は拭いきれなかった。少しでもスムーズな進行をするためには実行委員が運動会の全てを把握する必要があるため、私たちは前日の夜までひたすら確認作業を続け、本番に備えた。
そして、遂に運動会当日を迎えた。

この日は天候にも恵まれ、運動会を開催するのには絶好の日であった。これまでの努力を活かし、実行委員が中心となって、有志で集まってくれた運営委員や、各HRから選出されたキャプテン、各団の団長の力を借りながら運動会は進行された。不安視されていた参加者の移動などもスムーズに行われ、また参加者全員が指示やルールをしっかりと守り、安全に競技を行ってくれたお蔭で怪我や事故などもなく無事に終えることができた。

そして何より、運営を無事に行えたこと以上に、参加者一人一人が今年の運動会を楽しんでくれたことが一番嬉しかった。全員が競技や応援を通して一つとなり運動会を楽しむ姿こそ、私たち実行委員が最も見たかったものであり、私たちはそのために3ヶ月以上に渡る準備を行ってきた。それだけ努力してきたからこそ、運動会を楽しんでくれている人々の姿がうれしく、私にとってかけがえのない思い出となったのである。

運動会後、多くの参加者から感謝や労いの言葉を受けたが、むしろ私のほうが皆さんに感謝したい思いでいっぱいだった。
高等部にとって、「生徒の自主性に則り、生徒たちが主体となって行事を作り上げていける」ということは大きな魅力の一つであり、私はそれを今回の運動会で強く実感した。

運動会を共に作り上げてくれた運営委員、各HRのキャプテン、団長、先生方、実行委員、そして参加してくれたすべての皆さんに、この場を借りて感謝申し上げたい。
また、今後も運動会が生徒主体の、より多くの人々が楽しめる行事となっていくことを強く願っている。

(生徒会長)

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