中国古典文学における動物描写について
教育/高大連携/学問入門講座
担当教員
文学部 日本文学科 山崎 藍 准教授
担当科目
漢文学概論、中国古典文学特講
専門分野
中国古典文学(特に唐詩・唐代伝奇), 日本漢文学
講義内容
皆さんの中には、イヌや猫などをペットとして飼われている方もいらっしゃるでしょう。中国でも動物は身近な存在であり、愛玩動物として漢詩に詠皆さんの中には、イヌや猫などをペットとして飼われている方もいらっしゃるでしょう。中国でも動物は身近な存在であり、愛玩動物として漢詩に詠われました。一方で、人間に害をもたらす、もしくは、変身願望を叶える媒体として動物が登場する他、病気や因果応報によって人間が動物に変身してしまう作品が見受けられます(中島敦「山月記」の元になった「李徴」を思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれません)。講義ではこれらに該当する作品をいくつか取り上げて解説を行います。講義を通して中国における動物へのイメージや変身への捉え方、漢詩と小説の違いなどを学んで頂ければと思います。
人数制限
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連絡先
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担当教員から高等部生へのメッセージ
文学部 日本文学科 山崎 藍 准教授
漢文が苦手な方も歓迎します(講義資料では書き下しだけでなく日本語訳を配付します)。 短い時間ですが、漢文が持つ面白さ、奥深さに触れて頂ければと思います。