高校2年生の一学期。
わたしはイタリアとの短期交換のプログラムに興味をもち、
このプログラムに参加しました。
受け入れは4人、留学生は3人の7人で過ごした12日間を紹介します。

6:30着　JL418便で
イタリア、パスカルスクールの3人が到着。
19:00　部活から帰宅した私と対面。
この日は通常授業のため、私たち受け入れの生徒たちは
それぞれ授業が終わるのを今か今かと楽しみにしていました。
私もこの日は一日落ち着かず、時計を見てはそろそろ着いたかな？と考えて過ごしました。
部活が終わると一目散に家に帰りエリーザに会いました。
とってもかわいらしいお人形さんみたいな女の子でした。
この日は私の誕生日だったので、一緒にケーキを食べて、
疲れていたエリーザは早めに寝ました。

文化祭準備
AX201にてイタリア語講座の準備
初登校のこの日は、文化祭の準備でみんながあわただしくしていたので、少し不安そうでした。
文化祭中にはイタリア語講座をやるので、そのための準備をして過ごしました。
夕方
青学会館にてレセプション

後夜祭
ウードゥル先生と明治神宮原宿ツアー

この日は朝一緒に学校にいってから、別行動。私は後夜祭を楽しみ、
エリたちは英語科のウードゥル先生と一緒に原宿などをツアーしたそうです。

文化祭代休。
東京ディズニーランド
学校は文化祭の代休だったので、
マテオとパートナーの吉沢陸くんと一緒に東京ディズニーランドに行きました。

私は普通に学校だったので、朝の時間だけでお別れでした。
すごく寂しかったけど、また半年後に会えるので、泣くことはありませんでした。
しかし、エリはお母さんに会えなくなるのが寂しかったらしく、泣いていました。

～感想～
あっという間に12日は過ぎました。最初はどきどきの経験で、
不安もいっぱいでしたが私のほうが楽しめる12日間になりました。
しかし受け入れというのは楽しいだけでなく、お客さんを迎える大変さもありました。
たくさんのことを学べた刺激的な時間でした。
帰ってしまった日はなんだかずっとそばにいた友達が急にいなくなってしまい、
物足りなく感じましたが、でもまた会えるとわかっていたのでそんなに寂しくなかったです！

私たちの留学予定日3月23日に、成田空港で事故があり、その日の便は欠航。。。
プログラムは25日からになりました。

午後
みんなでNovaraへ
夜
日本食屋さんでWelcome Party
Novaraは、バスで30分ほどのところにある町で、洋服屋さんや大きな教会を見ました。

Novaraにある日本食屋さんで、みんなでご飯を食べました。

7:00
Novara駅集合

この日から、エリのクラスの一泊の課外授業に参加することになり、
列車でVicenzaという町に向かいました。
まる2日間Vicenzaで美術作品めぐり。
一日中Vicenzaのいろいろな美術館を歩き回りました。
Novaraとはまた違った雰囲気で、石畳にレンガ造りの壁と、憧れの景色が広がっていました。

エリやお兄ちゃんたちといろいろおしゃべりができて、すごく楽しかったです。

午前中家族でごはん

この日からサマータイムが始まり、ゆっくり寝ていたらあっという間に12時になっていました。
この日は、大切な日曜日ということで、家族みんなで昼食を囲みました。

午後

マテオと陸と、友達と一緒にミラノにあるCARTOOMICSというところに。
ここは、ビルの中にある、イベント会場のような大きなフロアで、
たくさんの漫画やゲームが売られていました。
私のよく知っているキャラクターのコスプレをした人がいっぱいいました。

海外で、アニメや漫画がはやっているとは聞いていましたが、
ここまでとは思わずびっくりしました。
これだけではなく、ルイージのコスプレをした人やもっとマイナーなキャラクターまで様々でした。
こんな形でも日本の文化が発信されているのはすごくうれしいことでした。

午前中

学校にていろいろなクラスの見学

午後

列車でARONAの湖に
クラスでもたくさん友達ができました。

午前中

学校のSpecial Activityに参加
この日は特別授業で、各々得意分野を好きに行う日だったので、
私たちは日本語レッスンを行いました。
みんな積極的に日本語を覚えようとしていました。

午後

ミラノのお城やドゥオーモ見学
街でショッピング

今までに見てきたどの教会よりも洗練されていて神々しく、鳥肌が立ちっぱなしでした。

ミラノは本当に大都市で、東京のように地下鉄が入り組み人にあふれていました。
街を歩く人はみんなオシャレで、「流行の中心」といった感じでした。


夜

家族でお食事
最後の夜なので、とても寂しく、おいしすぎるイタリアンを泣きながら食べました。
前は「また会える」と思っていましたが、
今回はしばらく会えないと思うと寂しくて仕方ありませんでした。
しかしお父さんが、
「大丈夫だよ、もう私たちは家族だから、たった12時間の距離じゃないか。すぐに会えるよ。」
と言ってくれてすごくうれしかったです。

午前中

Special Activity

午後

Novara市長と面会
日本からの留学生として、少しお話しました。

一度家に帰り、おうちとお別れ

大好きな素敵なおうちとお部屋とのお別れも名残惜しかったです。

18:30空港集合

21:10　マルペンサ空港離陸

～感想～
この旅は、私にとって初めてのヨーロッパであり
初めての英語圏ではない国のホームステイでした。
なぜイタリアに? とたくさんの人に聞かれました。
正直最初は軽い気持ちでごはんが美味しくて綺麗そうだから、
という不純な理由でした。しかし、行けることが決まり、
イタリアについて自分なりに調べてみたところどんどん興味がわき、
英語圏外に行く、というのは世界がぐんと広まる気がしました。
そして行ってみて改めてイタリアの良さを全身で味わってきました。
このホームステイでは、たくさんの経験を通して宝物をいくつも得ることができました。
もし、新たな一歩を踏み出してみたい、と思う人がいたら
このプログラムに参加を決意してみるのもいいと思います。

HR306　長谷部　尚子