Home > 教育 > 平和・共生学習 > 被災地との交流 > 第5回FOR会(大学生と共に被災地支援との関わりについて考える会) 報告

教育/平和・共生学習/被災地との交流

第5回FOR会(大学生と共に被災地支援との関わりについて考える会) 報告

2016年10月25日(火)放課後 16:00~17:30 (中会議室にて)

FOR(エフ・オー・アール)会は、未来《Future》 のための意見《Opinion》をもう一度考える《Reconsider》会という意味で、被災地岩手県立宮古市でボランティア活動を続ける大学生が企画し、被災地支援やボランティアについて高等部生と一緒に考える機会を作ってくれています。2014年度の1月から始まり、今回が5回目となりました。

まず、夏休み中に高等部宮古訪問プログラムに参加した高等部生、大学生団体「Message for 3.11」、それぞれの活動を報告し合いました。夏に台風10号の被害を受けた宮古で大学生たちが泥かき等のボランティアに携わったことも伝えられました。

その後、2つのテーマについて参加者全員で意見交換を行いました。1つ目は「東日本大震災、熊本地震から考える首都直下地震への防災」でした。「東京では、時間が経って東日本大震災の報道もされなくなり、忘れてしまっている」。「その時だけ『大変だ』と言って終わってしまい『教訓』として残されていない」。「熊本地震、鳥取地震の際にも、いつまでもパーティションさえない避難生活を強いられるなど、過去の経験が活かされていない」。「東京でもバラバラの防災計画がまとめられておらず、またその情報が一般には伝わっていない」などの意見が出されました。

2つ目のテーマ「震災から5年が経った宮古市に私達はこれからどのように関わっていくべきか」では、震災による目に見える傷跡はなくなってきたが、若者が外へ流出していっていることなど、必ずしも被災地でなくても生じる問題が重要になってきたことなどが指摘されました。大学生達は、コミュニティーをどう保っていくかといった問題に向き合って、地元のニーズに合った活動をやっていくつもりだとのことでした。

参加した高等部生は5名と少なかったですが、これまでの活動を振り返り、宮古に関わってきた大学生や訪問プログラムに参加した高等部生から後輩へとつなげられたものがありました。