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国語 授業紹介

3年生選択 国語特講

毎年、国語科教員が持ち回りで、自らの専門分野を生かした専門的な授業を行っています

「2022年度 選択科目解説」冊子より

「テスト前には先生の言った現代語訳を覚えておけばいい。」古典の授業を担当していると、よく聞くことばです。古典の作品は「読み方は一通りしかない」から、先生の言う通りにしようと思われがちです。

しかし、作品の読み方は何通りもあっていいはずです。この授業では、『万葉集』 を中心に古典の歌を取り上げ、書道・現代語訳・英語訳を通して、それらの歌がどのように読まれてきたかを考えます。古典を訳すとき、文字で表そうとするとき、そこには必ず表現する人の解釈があらわれます。shipとboatで歌に詠まれている「ふね」はどう異なるかなど、一つひとつの言葉を大切にしながら、自分ならどう解釈するか考えて歌を読んでいきたいと思います。演習形式で行うため、受講者の積極的な参加を求めます。

3年生選択 国語表現

基本的な技術や表現の工夫を確認しながら、さまざまに考えたことを文章にします

意見や主張を理解しあう経験を

基本的な技術や表現の工夫を確認しながら、さまざまに考えたことを文章にします。
互いの文章への批評や、ディベート形式の議論、グループ発表なども行い、意見や主張を理解しあう経験を重ねていきます。
論理的文章だけでなく、自由な発想で「書く」ことを楽しむ課題もあり、表現力・論理的思考力をバランスよく身につけることを目指しています。年度末には編集委員をたてて記念文集を作成しています。

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