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ニュース・トピックス

2017/10/10青山学院大学国際研究センター主催のセミナーで本校の教員が報告をしました。

9月29日の午後、青山学院大学国際研究センター主催で「Globalization and Teaching History in the 21st Century : New Challenges and New Approaches」と題するシンポジウムが開かれました。海外からAleksandr Solovyev博士(ロシア)、Elena Kolesova博士(ニュージーランド)、Elena Zaitseva博士(イギリス)、日本からは本校の西村嘉高教諭*が招かれ、それぞれの報告と会場の参加者とともに歴史教育の課題や展望について討論を行いました。企画と司会は青山学院大学国際政治経済学部のPetr Podalko教授、高等部からは小林和夫教頭が参加しました。

ロシアのAleksandr Solovyev博士は考古学と民族学、ニュージーランドのElena Kolesova博士は多文化主義、イギリスのElena Zaitseva博士はイングランドとスコットランドの歴史教育の違いや問題点を中心に講演を行い、続いて西村教諭も日本の戦後歴史教育の流れと問題点、2022年から実施される「歴史総合」・「日本史探究」・「世界史探究」の内容や関係、問題点などを説明しました。

4本の講演ののち、討論が行われました。青山学院大学の教授陣に加え、国際政治経済学部の大学生や大学院生も多数参加しました。学生からもさまざまな意見や質問が出され、西村教諭も日本の教育課程の見直しの周期や歴史教育の目的、方法について海外からの参加者や本学学生からの質問を受けました。西村教諭は質問に答えるとともに、学生に対して疑問点や意見は遠慮せず堂々と発信する重要性を強調しました。シンポジウムは予定の時刻を30分超過し、盛況のうちに幕を閉じました。

西村教諭の「歴史総合」カリキュラム案は日本学術会議をはじめさまざまな学会で取り上げられていますが、高等部ではさらに世界に向けて日本の歴史教育に対する建設的意見を発信していければと考えています。

*西村嘉髙 
青山学院高等部 地理歴史科担当教諭
1973年より日本史・世界史を融合させた「現代史」を実施し、研究報告をしている。
参照記事  http://www.agh.aoyama.ed.jp/info/news/2016/00255/