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ホームルームデーに参加して

生徒の声 ホームルームデーに参加して

64期 HR105 小幡 久美子

ホームルームデーは5月上旬、入学式から一ヶ月ほど経った頃に行われる最初の行事です。

私は高等部から青山学院に入学しましたが、クラス41人のうち、三分の二は中等部から高等部に上がってきた内部生でした。徐々に学校生活には慣れてきたものの、外部から入学してきた私は、内部生のテンションの高さに戸惑い、どこかに心細さを感じていたような気がします。

そんな中で迎えたホームルームデー。私のクラスは国営昭和記念公園へ出かけました。
普段の学校生活では毎日同じ席、毎週同じ授業、すると関わる人は限定されてしまうものです。しかし、ホームルームデーでは、くじで決めたグループでお昼のバーベキューをしたり、公園の広場でバレーボール大会に向けてバレーボールを練習したりしているうちに、今まで話した事のなかった多くの友達とかかわることができました。「写真撮ろう!」その一言がきっかけで仲良くなれた人もいます。

外部の中学から来ている人、帰国生、中等部から上がってきた内部生、また内部生にも様々な人がいて、今まで別々の道を歩んできた41人が、ホームルームデ―を境に、ひとつのクラスとして初めてまとまれた気がします。その日以降、学校生活はより一層楽しくなりました。ホームルームデーは、様々な背景を持った人が集まる青山学院高等部にとって、そんな大切な役割を果たしていると思います。

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