2年進学指導会 生徒の感想1
生徒の感想1 進学相談会に参加して
57期生 渋谷 翔
高校生活の半分を終え、自分の進路を考えるべき時期となりました。そんな時、進学指導会がありました。大学はこんな所という漠然としたものしか持っていなかった自分に、明確なものを示していただいたように思います。自分の中で「点」であったものが「線」になったように思えるのです。
指導会当日は、大学、短期大学の各部長の先生方のお話を生で伺うことができる貴重な時間でした。土曜日に受講した学問入門講座での大学の印象が、さらに深く大学の専門的な学びへと結びついたように感じました。
大学には、荘厳なチャペル、緑深い並木道等、学びの府としてふさわしい立派な環境があります。古くから先人達が大切にしてきた大学の伝統が守られていると思います。しかし、それ以上にそこに携わるスタッフの熱い思いを指導会で感じることができました。器ではなく、その中にある先生方の専門分野の先達である姿を見せていただきました。
また、青山学院大学は、どの学部に入っても職業選択の幅が広いことを知りました。先輩方の多様な分野での活躍の様子を伺うこともできました。自分の進路が、まだ明確ではなくても本当にやりたいことが絞れる、見つけられるのではないかと思いました。高等部在籍中に明確な進路を決められなくても、自分の可能性を引き出すものが何なのかを見出せるのだと感じました。
特に新設の学部・学科（総合文化政策学部、社会情報学部、現代経済デザイン学科）については、今までにない斬新さを感じました。文型、理系という枠を超えた学部という印象を受けました。自分の周囲にいた友人たちもこの柔軟な発想には驚いていました。
この進学指導会のおかげで、もう一度自分の進路を見つめ直し、学んでいくことに貪欲でありたいと思います。大学の専門性への憧れを持つ以前にしっかりとした基礎学力を養成したいと思います。