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フィリピン訪問プログラム

青山学院高等部では、毎年、クリスマス献金などを通じて2名のフィリピンのチャイルドを支援しています。フィリピンは、東南アジアのキリスト教国で、スペイン、アメリカ、日本などに支配される時代が長く続きました。現在では著しい経済発展をとげていますが、一方でスラム街やスモーキーマウンテンなどが依然として存在している、貧富の差が大きな国のひとつです。

青山学院高等部の生徒たちはこれまで献金を通じて支援をしてきましたが、生徒から「貧困地域に対して自分たちにできることはないか」「もっと貧困について学びたい」という声が出てきました。そこで、フィリピンを舞台に、貧困問題をその仕組みから理解し、どういう支援が可能なのかを考えるプログラムが、2012年度から高等部でも始まりました。

青山学院フィリピン訪問プログラム
  「会いに行く」から、はじめよう。

このプログラムは、貧困についての事前学習、フィリピンの貧困地域の支援センターの訪問、事後学習で構成されています。定期的に開催する学習会を通じて、貧困の構造的問題についての深い理解と、正しい知識に立脚した適切な支援とは何かということを詳しく学ぶとともに、フィリピンを訪問し、支援しているチャイルドとの文化交流を通じて、知識だけでなく心の繋がりをもつこと目的としており、将来的に広い視野と豊かな心を持って国際的に貢献できる人材を育成することを目的としています。

また、このプログラムは、青山学院初等部、中等部、高等部、大学が行っているプログラムであり、継続してフィリピンと寄り添うことによって、生徒の一貫したフィリピンへのまなざしを育んでいきます。

実施報告

生徒のレポート

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